首位チームがゴールラッシュで全勝を継続
1
-4
Levante
終了レアル・マドリード
ビニシウスJr.のゴラッソ、マスタントゥオーノがマドリディスタとして初得点、さらにエムバペのドブレテによりマドリードが国内リーグ6戦6勝とした
レアル・マドリードがシウダー・デ・バレンシアでリーガ6連勝、公式戦7連勝を挙げた。首位チームはレバンテを相手に前半2つのゴラッソで勝利への流れを作った。最初は試合開始30分ごろのビニシウスJr.が右足での珠玉のフィニッシュによりゴール、2点目はマスタントゥオーノがマドリディスタとして最初の得点を右足のキックをゴール角へ決めた。後半に入りエヨングが点差を縮めたが、ここで再びドブレテを達成すべくエムバペが登場。自身が誘発したPKをパネンカで決めると、自身2点目はライアンをドリブルで交わしてゴールへボールを流し込んだ。
試合は両エリアを行き来する展開で始まり、最初のチャンスは4分にホームチームが掴んだ。ベンセドールがゴールエリアへボールを供給、イバン・ロメロがダイレクトで合わせたがシュートはゴールの枠を外れた。レアル・マドリードは8分に反撃、マスタントゥオーノがゴール正面から狙ったがセンチ単位でゴールマウスを捉えなかった。レバンテは再び攻撃を仕掛ける。ベンセドールが13分にCKを蹴りデラのヘディングシュートは外れた。
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そこから唯一存在していたのはシャビ・アロンソ監督率いるチームで、実際に先制するまで危険はシーンを連続して演出した。ビニシウスJr.が放ったシュートはライアンが好守で防ぐもこぼれ球はマスタントゥオーノへ。そのままシュートしたがこれはゴールバーを叩いた。2分後バルベルデが破壊力抜群の左足ショットを打ったが改めてGKがパラドンで立ち塞がった。30分となりレアル・マドリードがビニシウスJr.の芸術的なプレーで先制する。シエテ(7番)は右サイドからエリア内へ侵入、右足アウトサイドでのスペクタクルなシュートで極上のシーンを締めくくった。天才的なゴラッソで0-1となった。
マスタントゥオーノがディ・ステファノと同じ日に初得点
我らのチームは気を緩めることなく38分にカウンターから点差を広げる。カレーラスが自陣エリアでボールを奪取、ビニシウスJr.へ繋ぎ逆サイドへ展開した。そこに現れたのがマスタントゥオーノで、走り込みながらボールを受け取ると左足でエリアへ進み右足でゴール右上へ突き刺した。アルゼンチン代表選手はマドリディスタとして初ゴール。奇しくも72年前の今日、ディ・ステファノがナンシー戦で我らのチームでデビューし、初得点を挙げた日だった。
エムバペの独壇場
0-2でハーフタイムとなりロッカールームへ引き上げたあとレバンテが54分点差を縮める。イバン・ロメロのクロスがハイセンに当たりコースが変わると、エヨングがゴールライン上にふわりと上がったボールを押し込んだ。この得点によりホームチームの士気が上がったが、エムバペが10分後に再びリードを広げる役割を務めた。明確な形でエリア内でエウハサバルに倒され、得たPKをパネンカで沈めた。ただフランス代表のエースのリサイタルはここで終わらず、67分にドブレテを達成する。アルダ・ギュレルが相手のライン間へ素晴らしいパスを送ると、ディエス(10番)は残りの仕事を担当。間合いを詰めて来たライアンをサイドステップで抜き去るとボールをネットへ流し込んだ。選手はすでに今季9得点、うち7点がリーガで決めている。
そこから試合終了までマドリードはボールポゼッションで試合をコントロール、79分にはベリンガムの左足ループシュートを放つもゴール上へ。ロスタイムに入ってビニシウスJr.がライアンと1対1になったが動きに冴えを見せるホームチームがGKがCKへ逃れた。首位チームはここまで全18ポイントを漏れなく獲得、土曜にメトロポリターノで行われるダービーへ意識を向けている。