全てのスポンサーを見る

リーガ王者、ビジャレアルとドロー

4 -4

Villarreal

Real Madrid

レアル・マドリードはアルダ・ギュレルのドブレテ、ホセルとルーカス・バスケスのゴールでリードしたが、ホームチームはセルロートの4ゴールで同点にした

リーガ王者、ビジャレアルとドロー
レビューAlberto Navarro写真:Pedro Castillo

レアル・マドリードはエスタディオ・デ・ラ・セラミカでビジャレアルと引き分け、リーガで31試合連続負けなしという歴史的な数字を伸ばした。観客にとって非常に面白かった試合の前半と後半を両チームがそれぞれ支配した。リーガ王者は前半、素晴らしいパフォーマンスを発揮して高い決定力を発揮し、4ゴールを奪った。アルダ・ギュレルがそのうちの2点を決め、リーガの通算得点数を6に伸ばした。その他のゴールをホセルと、さらに2アシストを記録したルーカス・バスケスがマークした。ハーフタイム後、セルロートが前半の1ゴールに加え、さらに3ゴールを挙げて同点にした。

非常にテンポが良く進み5ゴールが生まれた前半は、開始早々に決定機が訪れる。来季の欧州カップ戦出場を目指して戦うビジャレアルは6分、セルロートがペナルティエリア手前からのシュートで最初のチャンスを得るが、素晴らしいダイビングを披露したルニンに指先で触られてしまい、ボールはポストをかすめていった。その後、マドリードは決定的な反撃を見せる。ブラヒムのアシストを受けたアルダ・ギュレルが見事なコントロールでバイリーを抜き去り、ボールを落ち着かせて左足で対角線上のシュートを決めた。

点差を広げるホセル
ビジャレアルは前半半ば、CKのこぼれ球をクリアしようとしたミリトンのオウンゴールで同点にするところだったが、ルニンの素晴らしい反射神経により足でゴールを阻止された。その6分後にリーガ王者が点差を広げる。ルーカス・バスケスが右サイドから入れたクロスを、ホセルがヘディングで正確に合わせてゴールネットを揺らした。マドリードは30分で0-2にしたが、セルロートが39分に美しいヘディングシュートでビジャレアル最初のゴールを決め、ホームの観衆を湧かせた。

アルダ・ギュレルのドブレテ
ビジャレアルの喜びも束の間、レアル・マドリードはそのわずか1分後に素晴らしいプレーから1-3にした。モドリッチのパスを受けたブラヒムのお膳立てから、ルーカス・バスケスがうまくボールを合わせ、ペナルティエリア内から左足でゴールを決めた。しかしこれが前半最後のゴールにはなかなかった。アディショナルタイムに入り、ルーカス・バスケスのパスをペナルティエリア内で受けたアルダ・ギュレルが左足の対角線上のシュートでヨルゲンセンを破った。これはトルコ代表MFにとってリーガ通算6点目となり、リーガ王者の決定力を見せつけるものとなった。

ビジャレアルはハーフタイム後に反撃し、48分にセルロートが再びヘディングシュートを決めた。その4分後、さらにノルウェー人FWの見事な個人技からゴールが生まれ、点差が詰まる。それからホームチームがプレッシャをかけていき、56分にカウンターからセルロートが同点にした。まだ30分以上残る中、すべてが拮抗し、マドリードは79分にロドリゴがペナルティエリア内で3人を抜き去る美しいプレーで5点目に迫るも、角度のないところから放ったシュートはポストに当たった。そのままエスタディオ・デ・ラ・セラミカで引き分けたレアル・マドリードはこの後、6月1日のチャンピオンズリーグ決勝を迎える前に、ベティス相手にリーガを締めくくる。