代表戦ウィークによるリーガ中断を前にマジョルカ戦勝利

レアル・マドリードが前進を続けている。我らのチームは3ゴールを取り消されたもののマジョルカ戦でリーガ3連勝とした。序盤にムリキが挙げた先制点を跳ね返さなければならなかったが、アルダ・ギュレルとビニシウスJr. が前半終盤のスペクタクルな1分間で成し遂げた。シャビ・アロンソ監督のチームは代表戦ウィークによるリーガ中断を全勝とこれ以上ない形で迎えた。

ゲームは高いリズムで始まり、我らのチームは6分に得点を奪った。トレントの相手守備陣の背後を突く素晴らしいパスからエムバペの鮮やかなフィニッシュが決まったが、フランス代表選手のミリ単位のオフサイドによりVAR裁定で取り消しとなった。1-0となるところからマジョルカ最初の攻撃で0-1になる。18分CKからムリキの背中に当たったボールが得点になる。マドリードは同点に追いつくべく攻撃を仕掛け、23分、30分とゴール正面からビニシウスJr.とチュアメニがゴールを狙うもボールはレオ・ロマンの手に収まった。

素早い攻撃と逆転劇
給水による試合中断のあと全てが変わり、レアル・マドリードという名の突風が吹き荒れた。ホームチームは黒板で確認したプレーから同点に追い付く。37分ボールがカレーラスの足元に渡り逆サイドポストへクロスを供給、これをハイセンが頭で折り返すと、ゴール前に詰めていたアルダ・ギュレルが同じく頭で押し込んだ。次のプレーで2-1になる。バルベルデが中盤でボール奪取、ビニシウスJr.へ繋ぎカウンター攻撃を仕掛けた。ブラジル代表選手は2試合連続得点。ドリブルでエリアまで侵攻、切り返しで相手DFを置き去りにし左足でフィニッシュを決めた。そこからハーフタイムまでシャビ・アロンソ監督のチームはさらにチャンスを迎えた。42分ゴール正面からのトレントのシュートはわずかにゴールの枠を外れ、44分エムバペがゴールエリアから放ったシュートはポストをかすめた。またロスタイムにはフランス代表選手のもう一つのゴールがオフサイドで取り消しになった。

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ハーフタイムのあと我々のチームにとって3つ目のゴール取り消しがあった。55分マスタントゥオーノがダルデルを交わしてシュート、レオ・ロマンが右足で弾いたことでエリア内が混乱する。ヴァルイェントがクリアするもアルダ・ギュレルに当たり、マジョルカGKが一度は跳ね返したボールを再び押し込んだ。一度はスコアに反映されたものの問題のシーンをモニターチェックしたあとホセ・マリア・サンチェス主審は体に付いていたトルコ代表選手のハンドとして得点を取り消した。

この3つ目の得点取り消しはベルナベウの抗議の声を誘発し。60分マジョルカがあわや同点というシーンを迎えたがダルデルのクロスをトレントがゴールライン上でクリア、5分後サム・コスタのボレーシュートをカレーラスがアクロバチックなプレーでチームの危機を救った。この２シーンはこの日チームが迎えた唯一の危険な場面だったが、その後はリードを守りリーガ開幕から3連勝とした。