ゴールラッシュ、そしてリーガ首位に
Real Madrid
終了Las Palmas
UDラス・パルマスに先制を許しながらもエムバペのドブレテ、ブラヒムとロドリゴのゴールで逆転勝利を収めた

レアル・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウでUDラス・パルマス相手に大量得点を挙げ、ラ・リーガの首位に立った。我らのチームはファビオ・シウバの先制点のあと、エムバペのドブレテとブラヒムの得点により3-1でハーフタイムを迎え、ロドリゴが後半に最終スコアの4-1とした。なおこの試合では アラバが怪我から399日ぶりにピッチへ戻った。アンチェロッティ監督のチームは3度に渡り得点が取り消され、点差はさらに開く可能性もあった。
カナリア諸島州のチームは開始26秒、サンドロのクロスからファビオ・シウバが決めて先制した。ホームチームの反撃は時を置かずにに訪れる(3分)。エムバペ、ベリンガム、ロドリゴが連携。ブラジル代表選手はエンドライン近くで相手を交わしてラストパス、逆サイドのブラヒムにはわずかに合わなかった。5分後エムバペが好機を迎えるもシュートはシレッセンが弾いたあとゴールポストに当たった。連続したチャンスのあと同点となる。18分、サンドロがロドリゴを倒して得たPKをフランス代表選手が決めた。
エムバペのドブレテ
引き分けになりマドリードは疾風のように攻め込み、30分を過ぎたころに好調のエムバペが試合をひっくり返す。33分ピッチ中央からゴール正面までボールを運び、放ったシュートはアウェーチームGKが跳ね返した。エリア内でこぼれ球を拾ったのはルーカス・バスケスで、ボールを折り返すとブラヒムが左足で合わせて2-1とした。そのすぐあとエムバペがドブレテ達成、今季18点目を決めた。エリア中央でロドリゴの好パスを受け、右足インサイドでダイレクトで合わせてラス・パルマスゴールの左隅へ決めた(3-1)。ハーフタイムの前にはハットトリックを決めたもののキンテーロ・ゴンサレス主審はVARへ問い合わせ、モニターチェックのあとフランス代表選手のオフサイドの判定を下した。
アンチェロッティ監督のチームは後半に入っても相手に休む暇を与えなかった。セバージョスが相手守備陣の背後へパス、ベリンガムがドリブルでシレッセンを交わして放ったシュートはサイドネットを揺らした(49分)。そのすぐあと4-1になる。エムバペ、フラン・ガルシア、ロドリゴがコンビプレー、左サイドバックからのラストパスにブラジル代表選手が右足で合わせた。63分VARはベニートがルーカス・バスケスの腰を踏みつけことを報告、モニターで問題のシーンを確認したあとキンテーロ・ゴンサレス主審はそれまでに出していたイエローカードを撤回、ラス・パルマスの選手にレッドカードを提示した。
アラバの戦線復帰
我らのチームは73分、ロドリゴのFKからのプレーでバルベルデがゴールネットを揺らした。しかしその前のリュディガーのオフサイドにより取り消された。そのドイツ代表選手は75分アラバと交替。選手は怪我から399日ぶりのプレー復帰となりベルナベウから盛大な拍手喝采を受けた。3分後再びベリンガムがチャンスを迎えたが、エムバペのアウトサイドキックからのクロスに合わせたシュートはゴールの枠を外れた。85分バルベルデが右足ショットでロングシュートを放ったが、ルーカス・バスケスのオフサイドで得点は認められなかった。試合は4-1のまま終了、レアル・マドリードはリーガ14勝目を挙げ、首位の座に返り咲いた。