首位チームがベルナベウでセルタにゴールラッシュ

4 -0

Real Madrid

完了

Celta Vigo

ビニシウスJr.、アルダ・ギュレルの得点とグアイタとカルロス・ドミンゲスのオウンゴールがレアル・マドリードにはっきりとした勝利をもたらした

首位チームがベルナベウでセルタにゴールラッシュ
レビューAlberto Navarro写真:Pedro Castillo, Helios de la Rubia y María Jiménez

レアル・マドリードはその進む道を譲ることなく終始試合を支配、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでセルタ相手にゴールラッシュを展開した。首位チームは閉幕まであと10節の段階で2位ジローナに勝ち点7の差を維持している。先制点を含む最初の2点はセットプレーからで、キッカーのモドリッチ、ヘディングで合わせたリュディガーが主役になったが得点者はビニシウスJr.とグアイタによるオウンゴールだった。終了間際にカルロス・ドミンゲスがまたオウンゴール、さらにアルダ・ギュレルがマドリディスタとして初得点を記録し、最終スコアの4-0とした。 

我らのチームは試合を支配、リーガの首位をひた走る強さを明確に示し3分には早々と相手エリアへ迫りカマビンガ がゴール正面からミドルシュート、グアイタをヒヤリとさせた。4分後にも同選手が主役を務める。モドリッチが蹴ったCKにフランス代表選手がヘディングシュート、またもセルタのGKが防いだ。アンチェロッティ監督のチームは引き続き相手エリアへ辿り着き、その展開に相応しいご褒美がセットプレーから生まれる。21分モドリッチがCKからゴール前にボール供給、リュディガーのヘディングシュートをグアイタが弾き返したがこぼれ球をビニシウスJr.がシュート、一度は跳ね返されたもののさらに目の前に戻ってきたボールを押し込んだ。マドリードの7番は絶好調期を迎えており、最近のレアル・マドリードの3試合でいずれも得点を記録している(計4ゴール)。     

得点機
前半はアウェーチームのこの日1番のチャンスで終わった。アスパスが蹴った左サイドからのFKから逆サイドにいたルカ・デ・ラ・トーレがヘディングシュートしたがゴールの枠を外れた。後半に入っても試合展開は変わらず、引き続きマドリードに得点機が訪れ続けた。59分ビニシウスJr.がエリア内でブラヒムとコンビプレー、後者がシュートしたがグアイタがボールを抑えた。続くプレーでバルベルデがロングシュートを放ったが、センチ単位でゴールの枠を外れた。

ベルナベウでのリーガ試合で再び無失点
アンチェロッティ監督のチームが優勢だったものの勝負は決まっていなかった。しかし79分2点目が再びセットプレーから生まれる。モドリッチが再びCKを担当、リュディガーが誰よりも早くこれに反応、放った力強いヘディングシュートはゴールバーを叩きその後ボールはゴールラインを越える前にグアイタの体に当たった。3-0も同じようにオウンゴール。88分ビニシウスJr.がクロス供給、相手GKはボールを跳ね返すことができずクリアしようとしたカルロス・ドミンゲスが自ゴールへ押し込んだ。ロスタイムにはアルダ・ギュレルがゴールラッシュを締めくくる。セバージョスのアシストを受け、1対1となったグアイタを交わしたあと右足でマドリディスタとしての初得点を挙げた。勝利のほか、ベルナベウでのリーガ試合で3戦連続となる無失点となった。