国王杯準々決勝へ進出

レアル・マドリードが国王杯準々決勝へ駒を進めた。延長戦へもつれ込んだ接戦の末、エンドリッキのドブレテとバルベルデのゴールでセルタを下した。その前に我らのチームはエムバペのファインゴールとビニシウスJr.の得点で2-0としていた。しかしガリシア州のチームはバンバとマルコス・アロンソのPKで同点に追いついていた。1月20日にアンチェロッティ監督のチームは次ラウンドの対戦相手がどこになるか知ることになる。

セルタはキックオフ早々にマルコス・アロンソがヘディングシュート、わずかに枠を外れた（5分）。マドリードの反撃は次のプレーで、ゴール正面からのモドリッチのシュートはビジャールが抑えた。アウェーチームのGKは15分が経過する前に再びチュアメニの右足ロングシュートを止めなければならなかった。マドリードは辛抱強くゴールの糸口を探し、30分に近いところまで辿り着く。今回はブラヒムで放ったシュートはビジャールが足でシュートを弾いた。

エムバペのゴール
7分後に我らのチームがエムバペの素晴らしいプレーから先制する。ストライカーはセバージョスのパスを受け、素晴らしいランニングからエリア内まで運びドリブルで相手を何度も翻弄したあと左足で1-0とした。フランス代表選手にとって今季16点目で、我らのユニホームを着て6大会で得点を決めている。

後半開始後すぐにマドリードは素早いプレーで点差を広げる。エムバペが相手守備陣の背後へパス、これを受けたブラヒムがアシストしてビニシウスJr.が2-0とするプレーを締め括った（48分）そこから試合はよりリズムが上昇、我らのチームはさらに相手チームの落ち着きを奪った。57分ブラヒムのクロスからのエムバペのヘディングシュートはゴール上へ。次のプレーでビニシウスJr.が放ったループシュートは
ビジャールを破ったもののカバーに入ったスタルフェルトがゴールライン上でクリアした。

セルタが同点に
ビーゴのチームは攻勢を強め、70分ルニンが体を投げ出しソテロのロングシュートを防いだ。7分後はアンチェロッティ監督のチームの番。アルダ・ギュレルがビニシウスJr.のパスを活かしてゴールを挙げたが、ブラジル代表選手のオフサイドで得点は認められなかった。あわや3-0から2-2へ。83分にバンバが点差を縮め、ロスタイムのプレーで与えられたPKをマルコス・アロンソが決めて同点とした。

延長戦で決着
レアル・マドリードが再びリードを奪う決定的なチャンスを得たのは延長戦前半の最後だった。アルダ・ギュレルが蹴ったCKにリュディガーが肩で合わせたシュートはゴールポストに当たった。マドリードは後半全てを賭けて戦った。107分エンドリッキが放った左足ショットがゴールネットを揺らした。3-2は十分では無かった。そのすぐあとバルベルデがエリア外から右足ショットを決めて4-2とした。エンドリッキは終盤に5-2とし、マドリードでの自身初ドブレテを達成した。ブラジル人選手はゴールエリア内でのルーズボールを生かし、ヒールキックでビジャールを破った。レアル・マドリードは国王杯準々決勝の対戦相手がどこになるのか決まるのを待つことになる。