リーガチャンピオン!

3 -0

Real Madrid

完了

Cádiz

ブラヒム、ベリンガム、ホセルのゴールでリーガ首位チームが勝利を収め、バルセロナが今日(スペイン時間:18時30分、日本時間:日曜1時30分)、ジローナに勝てなければタイトルを獲得する

リーガチャンピオン!
レビューRodrigo Salamanca写真:Antonio Villalba, Helios de la Rubia y Jesús Troyano

レアル・マドリードがリーガチャンピオンに大きく近づいた。サンティアゴ・ベルナベウでカディスを破って大きな一歩を踏み出し、ブラヒムベリンガムホセルが勝利の立役者となった。そして今、タイトル獲得に向けた2歩目が残されている。 もしこの後バルセロナがジローナ相手に勝ち点3を獲得できなかった場合、チームは36回目のリーガ優勝を成し遂げることになる。

アンチェロッティはローテーションを実施し、カディス戦のスタメンに怪我から268日ぶりに復帰し、ベルナベウのサポーターから感動的な拍手喝采を浴びたクルトワが入った。 試合は開始早々、フラン・ガルシアのクロスをホセルが合わすがわずかに枠を捉えられず、相手に最初の恐怖を与えた。 その直後、今度はミリトンが右足でロングシュートを放つがレデスマに防がれた(11分)

絶対的なマドリードの支配
アンチェロッティ監督率いるマドリードはボールポゼッションを支配するも、カディスは30分過ぎにソブリーノがシュートを放ち、ナチョにクリアされた。 マドリードはハーフタイム後、よりラインを上げたが、その効果は期待通りのものとなった。 まずギュレルが左足でFKでゴールを狙うが、レデスマにセーブされる。さらにレデスマは次のプレーでも主役となり、 カルバハルのロングシュートもうまく防いだ。

その直後、クルトワがクリス・ラモスとの1対1を迎え、恒例となっているセーブを見せた。そのプレーはチームを駆り立て、ブラヒムがそれを証明する。モドリッチからのボールをペナルティエリア縁でDFを背負いながら受けたブラヒムは、振り向きざまに右足でシュートを放ち、カディスのゴールの左上隅に突き刺した。それからマドリードは支配力をさらに強めて2-0とリードを広げた。ギュレルに代わって投入されたばかりのベリンガムが敵陣でゴールを奪った後、モドリッチブラヒムとのコンビネーションから、ブラヒムの低いクロスを右足で合わわせてレデスマを破り、リーガ通算18点目を記録した。

ナチョのスーパープレーとホセルのゴール
レアル・マドリードはより多くを求め、カディス陣内でずっとプレーした。そしてビニシウスJr.のクロスをミリトンが頭で合わせ、あと一歩で点差を広げるところだったが、レデスマに防がれた(83分)。さらにその6分後、今度はモドリッチがペナルティエリア手前から左足で放ったシュートをレデスマにセーブされた。しかしこれで終わらない。アディショナルタイムにナチョが自陣からオーバーラップして主役となった。ビニシウスJr.とのコンビネーションからDFをかわしてパスを出し、ホセルが難なくシュートを決めて3-0とした。マドリードはこの後、リーグチャンピオンになるために待たなければならない。