エル・クラシコに勝利
2
-1
レアル・マドリード
終了Barcelona
エムバペとベリンガムのゴールがベルナベウでの勝利をもたらし、チームはさらに首位として後続との差を広げた
レアル・マドリードがベルナベウで行われた今季最初のクラシコに勝利した。全てのゴールはスペクタクルな前半に生まれたものので、22分ベリンガムの素晴らしいアシストを受けたエムバペがチームにリードをもたらした。38分フェルミンが同点にしたが、5分後ベリンガムが2-1とした。後半の決定的なシーンは51分シュチェスニーがエムバペのPKを止めた場面だった。シャビ・アロンソ監督のチームにとって内容に相応しい勝利でリーガのトップとして後続との差をさらに広げた。
ゲームは波乱含みの展開で始まった。2分。ソト・グラド主審がラミン・ヤマルのビニシウスJr.に対する反則でPKを指示したが、モニターチェックのあと判定を覆した。10分後もう一つの議論を呼ぶプレー、これもアウェーチームに有利なものになった。レアル・マドリードの疲れを知らないプレッシャーが功を奏しボールはエムバペの足元へ。エリア正面から迷うことなく右足を振り抜くとシュチェスニーにとってはどうすることもできなかった。ただソト・グラド主審はバルセロナにピッチ中央からの試合再開を認めず、フランス代表選手のミリ単位のオフサイドからゴールを取り消した。提供されたテレビ映像によると、同選手のシューズのほんのわずかな部分が前に出ていた。
試合のリズムは止まることがなく、前半半ばにベリンガムが中盤でのプレーの縦への動きを強め、スペクタクルなアシストをエムバペに提供する。リーガのピチチはチームメイトのパスを活かす役目を担い、22分1対1となった相手GKを交わした。エースのゴールで1-0。チームは30分に点差を広げることも可能だった。チュアメニがバルセロナ守備陣の上へボールを送りハイセンが体を投げ出しながらのこれ以上ない難易度のシュートを放ったがシュチェスニーがCKへ逃れ、6分後にはベリンガムがエリア正面から左足で放ったシュートを敵守護神が止めた。
シャビ・アロンソ監督のチームは試合を支配していたが、バルセロナは38分相手のビルドアップ時のミスに付け込んで試合を振り出しに戻す。それでも引き分けの状態は5分しか続かなかった。ビニシウスJr.が逆サイドへクロス、ミリトンがヘディングでボールを逆サイドへ送りベリンガムがネットへ押し込み2-1とした。イングランド代表選手はこれで1ゴール1アシスト。さらにロスタイムにはエムバペがチャンスを迎えたが、オフサイドでゴールは取り消された。
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前半は息つく暇もなかったが、後半の最初も大きな違いはなかった。ベリンガムが49分エリア内からクロスを送ろうとしたが、エリック・ガルシアが跳ね返しその後にイングランド代表の膝に当たったあとバルセロナDFの高く上がった手に当たった。ソト・グラド主審はPKを吹かなかったがVARからの連絡を受けたあとモニターチェックを行った。エムバペがこれを蹴るもシュチェスニーが素晴らしいセーブでゴールを阻んだ。
時間は進み、アウェーチームが支配し始めるが効果的なものにはならない。より危険な場面は素早いカウンターからシャビ・アロンソ監督のチームが作っていた。その一つで3点目が入りかねなかったが、エムバペの左足シュートはゴールの枠を捉えなかった。ロスタイムにはロドリゴがシュートを放ったが、シュチェスニーの横っ飛びにより防がれた。そして99分ぺドリが2枚目のイエローカードで退場に。レアル・マドリードにとって相応しい勝利となった。