リーガ開幕戦でドロー

1 -1

Mallorca

完了

Real Madrid

マドリードはマジョルカでロドリゴのファインゴールで先制するもソト・グラードがミリトンにPKを与えなかった試合で、ホームチームが同点に追いついた

リーガ開幕戦でドロー
レビューRodrigo Salamanca写真:Helios de la Rubia (Mallorca)

レアル・マドリードはソン・モッシュで行われたマジョルカ戦に引き分け、リーグタイトル防衛戦をスタートした。前半、ロドリゴがカーブをかけたシュートで0-1としたが、ムリキが53分に同点に追いつかれた。 ホームチームは序盤に2度のチャンスを作る。まずダニ・ロドリゲスのシュートが枠を逸れ、次にサム・コスタの左足のシュートがクルトワにファインセーブされた。それ以降、マドリードが主導権を握り、最初のチャンスを見逃さなかった(13分)。ビニシウスJr.がバックヒールでロドリゴと連携し、ロドリゴは相手2人を突破して右足の完璧なシュートで0-1とした。

その5分後、ロドリゴが2点目に迫るも、グレイフのファインセーブに阻まれた。アンチェロッティ監督率いるチームはリードを広げることを目標に、自分たちのリズムをキープする。リュディガーが強烈なロングシュートを放つが、わずかに枠外。そして25分にビニシウスJr.のスルーパスを受けたエムバペがサイドネットにシュートを飛ばした。マジョルカはエネルギッシュに対応し、前半終了間際にクルトワにファインセーブされた。クルトワはまず浅野のシュート、続いてリバウンドを拾ったムリキの至近距離からのシュートを防いだ。また、前半アディショナルタイムにマフェオがビニシウスJrのふくらはぎを踏み、ソト・グラードからイエローカードが出された。

マジョルカは後半再開後、CKからムリキのヘディングシュートで同点に追いついた。その後、マドリードが再び相手ペナルティエリアを訪れるのに時間はかからかった。エムバペが正確なシュートで1-2とするところだったが、グレイフが幸運にもそれを防いだのは1時間過ぎのことだった。そして70分に2人が再び対峙し、GKはフランス代表ストライカーのシュートを左足で防いだ。

ミリトンに対するPK
次のプレーは物議を醸し出すものとなった。モドリッチがペナルティエリア内にボールを入れ、ベリンガムがファーポストでヘディングシュートを放った後、バリエントがゴールエリア内でシュートを打とうとしたミリトンのユニフォームを掴んで倒したが、ソト・グラードもVARもPKを示さなかった。そのプレー後もグレイフはチームのベストプレイヤーであり続け、81分にはモドリッチのペナルティエリア手前の強烈なシュートをセーブした。試合の均衡が破れ、マジョルカは素早いトランジションでこれを生かした。そして試合はメンディにレッドカードが提示され、レアル・マドリードが一人少なくなったところで終了した。