1(3)-1(4):チャンピオンズリーグ準決勝に進出

1 -1

Man City

完了

Real Madrid

レアル・マドリードはエティハド・スタジアムでのスリリングなPK戦でマンチェスター・シティを退け、準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦する

1(3)-1(4):チャンピオンズリーグ準決勝に進出
レビューAlberto Navarro写真:Antonio Villalba y Pedro Castillo

レアル・マドリードはマンチェスター・シティをPK戦の末に破り、チャンピオンズリーグ準決勝進出を決め、なぜ自分たちがこの大会の王なのかをエティハド・スタジアムで再び証明した。準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦するアンチェロッティ監督率いるチームは、12分にロドリゴのゴールで先制した。76分にデ・ブライネに同点弾を許すも、我がチームは堅固さと努力を惜しむまずPK戦に持ち込んだ。そこで120分間を見事に戦い抜いただけでなく、2本のPKをセーブしたルニンが存在感を発揮した。レアル・マドリードではベリンガムルーカス・バスケスナチョリュディガーがPKを成功させた。

最初の10分間は互角だった。両チームはカマビンガがシュートを放つまで、チェスのように互いを研究し合った。11分にカマビンガがペナルティエリア手前から放ったシュートがエデルソンにキャッチされたのは、次のプレーでマドリードが先制点を記録する前触れとなった。バルベルデがDF裏にボールを出すと、ビニシウスJr.が右サイドを突破し、ペナルティエリア内にクロスを入れる。ロドリゴのシュートはエデルソンに防がれるが、そのリバウンドを右足で押し込み、エティハド・スタジアムで0-1のリードを奪った。

その後、ハーフタイム前までにマンチェスター・シティが反撃した。最初のチャンスは19分、ハーランドのヘディングシュートがクロスバーを叩き、その後のベルナルドのシュートは枠を外れた。その8分後、デ・ブライネがロングシュートを打つが、ルニンのダイビングセーブでCKに逸らされた。そして37分にはCKからグリーリッシュが左45度の位置でボールを受けたが、シュートはギリギリで追いついたリュディガーに当たった後、サイドネットに飛んでいった。最後は45分、デ・ブライネがCKから直接ゴールを狙うも、ルニンが非常に冷静に回避した。

後半
ホームチームはハーフタイム後、慌ただしく出てきたが、何度も何度も我がチームの素晴らしい守備と好プレーを見せていたルニンに衝突する。ルニンは53分にフォーデンのシュート、70分のグリーリッシュの左45度からのシュートをキャッチした。しかしその6分後、リュディガーが弾き返したボールをデ・ブライネにペナルティエリア内で決め、同点に追いつかれた。さらに82分、デ・ブライネにゴールチャンスが訪れたが、ペナルティエリア内からのシュートは枠上を越えていった。

延長戦
延長前半はサポーターの後押しを受け、総攻撃を仕掛けてきたマンチェスター・シティ相手に、我がチームのサバイバルの演習をすることになった。そんな状況の中でもアンチェロッティ監督率いるチームに決定的チャンスが訪れる。ブラヒムがクロスを上げ、リュディガーが左足で放ったシュートはわずかに枠を外れた。延長後半はレアル・マドリードがやや有利に運も、PK戦での決着は避けられなかった。そこでルニンが存在感を発揮し、ベルナルド・シウバとコバチッチの2本のPKをストップする。そしてレアル・マドリードではベリンガムルーカス・バスケスナチョリュディガーがPKを成功させた。欧州王者を退けたアンチェロッティ監督率いるチームは、準決勝でバイエルンと対戦する。

PK戦
1-0:フリアン・アルバレス、ゴール
1-0:モドリッチ、エデルソンがセーブ
1-0:ベルナルド・シウバ、ルニンがセーブ
1-1:ベリンガム、ゴール
1-1:コバチッチ、ルニンがセーブ
1-2:ルーカス・バスケス、ゴール
2-2:フォーデン、ゴール。
2-3:ナチョ、ゴール
3-3:エデルソン、ゴール
3-4:リュディガー、ゴール