メンディソローサで勝利
1
-2
Alavés
終了Real Madrid
エムバペとロドリゴがレアル・マドリードのゴールを記録するも、ピッチのガルシア・ベルドゥーラ主審もVARのゴンサレス・フエルテス審判員もビニシウスJr.へのファールによるはっきりとしたPKを認めなかった
レアル・マドリードはメンディソローサで行われた今年最後のアウェーのリーガ試合でアラベスに勝利した。エムバペが前半シャビ・アロンソ監督のチームに先制点をもたらし後半にカルロス・ビセンテが同点に追いついた。そして79分にロドリゴがビニシウスJr.のアシストを受けて最終スコアとなる1-2とし、勝ち点3をもたらした。終盤にはビニシウスJr.に対する相手エリア内での明らかな反則があったが、ピッチのガルシア・ベルドゥーラ主審もVARのゴンサレス・フエルテス審判員もPKと認めなかった。
マドリードはカンテラ選手バルデペーニャスが初出場する布陣でメンディソローサの戦いをスタートした。まずはエムバペが5分、8分と立て続けにゴール正面からの2つのシュートで仕掛けるもゴールを外れた。これは前半の中間点を過ぎるところの前置きのようなものだった。ベリンガムが素早いカウンターの起点となり、スペースを狙った素晴らしいパスを我らの10番へ。ボールを受けたエースは24分、数メートル前進したのち切り返しでテナグリアを置き去りにすると狙い澄ましたシュートを決めた。フランス代表選手は今季26得点、リーガでは17点目となった。
得点機
ロスタイムに入りセットプレーのプレーでクルトワがあわや同点となる機会を防いだ。一連のリバウンドのあとゴールエリア内からのイバニェスのシュートを弾き返した。後半最初にシャビ・アロンソ監督のチームが迎えたチャンスは53分、ベリンガムが起点となったカウンターだったが、2度のチャンスをシベラが阻んだ。最初はエムバペ との1対1、そのあとのビニシウスJr.のシュートは横っ飛びで対応した。0-2となりそうなところから69分、カルロス・ビセンテが1-1にした。
ロドリゴが決勝点
残り時間20分の状況で全てが拮抗した展開となるも76分、アウェーチームが再びリードを奪った。ビニシウスJr.がスピードでジョニーを振り切り右足アウトサイドでラストパス、ゴール前に走り込んだロドリゴがゴールへ押し込んだ。ブラジル代表選手は2試合連続ゴールとなった。86分テナグリアがペナルティエリア内でビニシウスJr.に対しはっきりとした反則を犯した。ところがピッチのガルシア・ベルドゥーラ主審もVARのゴンサレス・フエルテス審判員も笛を吹かなかった。そこからタイムアップまでチームはリードを守り、あるいはリードを広げることも可能だった。しかしブラヒムのシュートはゴール外側のネットへ、エリア内からのベリンガムのシュートはシベラが素早い反応で防いだ。