ロドリゴのドブレテで首位チームが勝利

2 -0

Real Madrid

完了

Athletic Club

ブラジル代表選手がアスレティック・クラブを相手に挙げた2得点がレアル・マドリードに勝ち点3をもたらし、ミリトンが232日ぶりにピッチへ戻った

ロドリゴのドブレテで首位チームが勝利
レビューRodrigo Salamanca写真:Pedro Castillo, Antonio Villalba y María Jiménez

レアル・マドリードが代表戦ウィークによるリーガ中断明けの試合で宿題をクリア、アスレティック・クラブ戦で勝ち点3を追加してタイトル争いを優位に進めた。ロドリゴサンティアゴ・ベルナベウで主役を務め、国内リーグの首位チームに2得点をもたらした。勝利のほかマドリディスモにとっての大いなる吉報はミリトンが怪我から232日ぶりに戦線復帰したことだった。
我らのチームは試合開始から全力で仕掛け、開始8分で1-0とする。ロドリゴが中盤でブラヒムのパスを受けてゴール前まで持ち込むと、右足でアギレサバラにはどうすることもできないシュートを決めた。そこからボールはアスレティック・クラブがコントロールしたが、得点機は引き続きレアル・マドリードが創出し続けた。34分クロースがエリア外から得点を狙ったが相手GKがストップ。5分後バルベルデがCKからのこぼれ球をインターセプト。太ももでボールをコントロールしたあと右足でパワフルなシュートを放ったが相手GKがなんとか対応した。クロースが蹴ったCKからチュアメニがヘディングで合わせてあわや2-0というシーンを作ったが、シュートはビルバオゴールの右サイドポストをかすめた。

マドリードに更なるチャンス
プレースピードとリズムは後半に入り加速する。49分ロドリゴブラヒムのパスを受けてあとはアギレサバラだけとなり、逆サイドに放ったシュートはゴールポストを叩く。アスレティック・クラブは反撃に転じウィリアムスの近距離からのシュートを繰り出すもルニンが素晴らしい反射神経を披露した。試合は両チームが攻め合う展開となり、マドリードが再び相手ゴールを脅かす。しかしカルバハルバルベルデとの連携プレーでブラヒムが得点を狙ったがシュートはゴール上へ外れた。

ロドリゴのドブレテとミリトンのピッチ復帰
議論となったシーンはロドリゴがベスガのブロックしたボールを拾って相手エリアへ攻め込みレクエに倒された時だった。アルベロラ・ロハス主審は存在しないオフサイドを宣告。なぜならその前のパスはベリンガムではなくアスレティックの選手だったのだから。ただこの2選手はその後勝負を決める2-0の場面で主役になる。イングランド代表選手がアシスト、ビビアンを交わしたロドリゴ がアギレサバラをも卓越したプレーで破った。首位チームの勝利に華を添えるようにミリトンが7ヶ月ぶりにサンティアゴ・ベルナベウのピッチへ復帰。スタンドから大きな喝采を浴びブラジル代表DFにとって忘れられない特別な夜になった。