チャンピオンズリーグ準々決勝へ進出
Real Madrid
完了Leipzig
レアル・マドリードはビニシウスJr.のゴールでライプツィヒとの一戦に引き分け、第1戦の勝利により勝ち抜けを決めた
レアル・マドリードがチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦でライプツィヒと引き分け、第1戦の勝利(0-1)を価値あるものにして準々決勝へ駒を進めた。65分にビニシウスJr.が我らのチームへリードをもたらしたが、ドイツのチームは3分後に同点に追いついた。マドリードは試合終了までスコアを維持し、3月15日にニヨンで行われる組み合わせ抽選会に参加する。
満員に埋まったサンティアゴ・ベルナベウがクラブ創立122年を迎えた日に新たな欧州の夜を過ごした。試合は両チームの力が拮抗し、高いリズムでの滑り出しとなった。最初にチャンスを迎えたのはアンチェロッティ監督のチームでチュアメニのクロスをビニシウスJr.が肩で合わせたがシュートはゴール上へ外れた(12分)。ライプツィヒはすぐに反撃、スピード感たっぷりのカウンター攻撃を2度仕掛けたがオペンダはいずれの場面でもゴールの枠を捉えることができなかった。我らのチームは辛抱強くプレーを繋いでいたが、ドイツのチームは隙のない守備を構築、素早い切り替えで攻撃へ転じ相手へのダメージを与えるべく仕掛けた。ハーフタイムの前にマルコ・ローゼ監督率いるチームが2度の好機を迎える。まず最初がシモンズのインフロントキックからのシュートはルニンが跳ね返し、その後オペンダのパワフルなシュートは左ポストから数センチのところをかすめた。
後半に入ってゲームが動き出し、マドリードが相手エリアへ到達し始める。63分カルバハルが好パスを供給、ロドリゴのシュートはグラーチが阻んだ。ただ次のプレーでレアル・マドリードは容赦しなかった。クロースが自陣でボールを奪うと、ベリンガムが中心となる必殺カウンターの起点となった。イングランド代表選手は素晴らしいスプリントで相手エリアへ辿り着くとビニシウスJr.へパス、ブラジル代表選手は右足ダイレクトでゴールネットを揺らした(65分)。
決めた準々決勝への切符
ライプツィヒはおびえることなく試合を進め、68分ラウムのクロスにオルバンが頭で合わせて1-1とした。ゲームは両チームが互いに仕掛ける流れとなり、その中の一つはバルベルデがエリア外から放ったパワフルなショットだった。オルバンが再びヘディングで得点を狙ったがこれは僅かにゴールの枠を外れる。7分後にロドリゴが見せ場を作る。個人技での好プレーのあとの右足シュートは相手GKを破ることができなかった。ドイツチームは延長戦へ持ち込むべく攻勢を仕掛け、ダニ・オルモがあわやの場面を迎えたがシュートはゴールバーに当たった。アンチェロッティ監督のチームは相手の一押しに耐え、チャンピオンズリーグ準々決勝へ進むことになった。