5-3: Eighth Club World Cup!

レアル・マドリードがクラブ通算8回目の世界チャンピオンになった。我らのチームはラバトのスタッド・ムーレイ・アブドゥラでアル・ヒラルを破って新たなタイトルを手にした。アンチェロッティ監督のチームは最初から最後まで試合を支配し、開始20分でビニシウスJr.とバルベルデによって2点をリード。26分にマレガが点差を縮めたが、ハーフタイムのあとマドリディスタの突風が吹き荒れ、54分にベンゼマ、58分にバルベルデと4分間で決勝に決着をつけた。攻撃のお祭りはこれだけでは終わらなかった。ビエットが64分に得点してチームを活気付けたが、それも69分のビニシウスJr.の得点までだった。その10分後にビエットが5-3とした。

我らのチームは早々に先制した。13分のプレーはミリ単位の正確さだった。ベンゼマが敵陣でバルベルデとコンビプレー。フランス人選手へ再びボールが回るとファーストタッチでビニシウスJr.をアシストした。ブラジル代表選手は相手GKと1対1となり1-0とした。5分後に2点目が生まれる。カルバハルがクロス、敵GKのアル＝マユーフが跳ね返したオールをバルベルデが見逃さず自身シーズン10点目を決めた。

レアル・マドリードはピッチでのプレーを満喫しスタンドのファンを楽しませていたが、マレガがアル・ヒラルの素早いカウンターから開始30分を前に点差を縮めた。このゴールがサウジアラビアのチームに活気をもたらしたが、アンチェロッティ監督のチームはすぐに勢いを取り戻し、ハーフタイムを前にいくつか得点することが可能だった。41分にはバルベルデがクロス、ベンゼマが右足アウトサイドキックで得点を狙ったが、シュートは数センチ単位でゴールの枠を捉えなかった。ロスタイムにはモドリッチが左足でのパワフルなシュートを放つもアル＝マアユーフが体を投げ出してこれを防いだ。

ゴールのお祭り
決勝の行方はハーフタイムを経て俄然優位に展開する。我らのチームは手が付けられない状態になり、4分間で2点を追加する。その最初は54分、右足アウトサイドで鮮やかなシーンを演出したビニシウスJr.の功績が大きく、ベンゼマがファーストタッチで合わせた。2点目のプレーは非常に美しいものだった。カルバハルとバルベルデが右サイドで連携、サイドバックの選手がウルグアイ代表選手をアシストし、最後はゴール逆サイドを突くシュートを決めた。ゴールの余韻が残る64分にビエットが点差を縮めたが、69分に再びビニシウスJr.が姿を現し、エリア内でのセバージョスのボール奪取からドブレテを達成した。10分後にビエットが最終スコアの5-3とした。レアル・マドリードは再び世界チャンピオンになった。