シャビ・アロンソ:「今年最後の試合であり、良い形で締めくくりたい」
「我々は手強い相手と対戦する。セビージャは要求が非常に高く、ボールを持った時に優れた選手が揃っている」と指揮官は説明した
シャビ・アロンソ監督がベルナベウで行われるリーガ第17節セビージャ戦(スペイン時間:土曜21時、日本時間:日曜5時)の前日、シウダー・レアル・マドリードで記者会見に出席し、次のように語った。「今年最後の試合であり、多くの試合を戦わなければならなかったこの厳しい連戦の最後の試合となる。良い形で締めくくり、3連勝を達成し、これから迎えるあらゆる困難に立ち向かうため、エネルギーを持ち、楽観的な気持ちで2026年を開始できる良い感触を得たいと思っている」
「我々は手強い相手と対戦する。セビージャは要求が非常に高い。1対1のシチュエーションを何度も作り、デュエルを好む選手が揃っている。しかし我々はホームで戦うので、観客に楽しんでもらいたい」
クラブの最大限の要求
「我々は最初から、最初の話し合いから信頼と敬意、愛情に満ちた親密な関係を築いてきた。自分たちのプロジェクトと目標を理解している。要求は最大限だが、これは長い道のりであり、良い時もあれば、全然そうでない時もあるだろう。我々は今、1年を良い形で締めくくり、意欲を持って来年をスタートための最後の試合を目前にしている」
ロドリゴ
「彼がこの2試合でもたらせてくれた貢献、パフォーマンス、バランスの良さを見ることができたのは朗報だった。彼はフットワークに非常に優れ、プレーに継続性をもたらし、ライン間や狭いスペースで良い連携を見せている。我々は彼にボールを届ける必要があるし、その点でもっと安定性を高めたい。ロドリゴは必要に応じて、右、中央、左の3ラインでプレーできる。彼が今、絶好調なので本当に嬉しいよ。彼はそれに値している」
3トップでのプレー
「我々はこれまでもゴンサロを使ってプレーしてきたし、エンドリッキは先日良いプレーを見せ、エムバペやウイングをそのスペースで自由にさせていた。ディフェンスラインが少し低い相手や、ペナルティエリアに選手をより集める必要がある守備陣との試合の準備をする際、彼らの優れた動きをうまく活用できることを我々は分かっている。また、ショートパスで突破し、エムバペ、ビニシウスJr.、ギュレル、ベリンガムをフリーにすることもできる。我々が目指すチームとしてのクオリティの中に、選手たちの個々のクオリティを組み合わせていく必要がある」
1年の評価
「まずは勝つこと、そしてベストを尽くすことだ。評価はシーズン終了時に下される。我々はまだシーズンの半ばにいるので、評価を下すのは時期尚早だ。さらに、評価をつけるのは私ではない」
怪我人
「今日の練習に参加できた選手もいれば、明日の朝、少し練習してから決める選手もいる。招集メンバーがどうなるかについて、最終的な判断はまだ下せない。全員の復帰を待っている。なぜなら我々は彼らを必要としており、回復すればするほど良くなるからだ。少しずつ選手が増えていくだろう」
ビニシウスJr.の得点の勢い
「もちろん我々は話し合い、彼と一緒に取り組んでいる。それは試合やタイミングの問題だ。彼はゴールにかなり近づいており、必ず決めてくれると信じている。できるだけ早く決まること、それが明日になることを願っている」
自身の体調は?
「元気だよ。もうすぐ家族に会うが、ここ数ヶ月は皆さんに会う方が多かった。私は意欲やエネルギー、パワーに満ちている。非常に厳しい時期を過ごし、9試合連続で戦ってきた。より穏やかに休暇を迎え、確固たる決意と前進する意欲を持って2026年をスタートさせるために、明日を良い形で締めくくりたい」
記者会見
「それも仕事の一部だ。私がここに苦しみに来ていると思わないでほしい。それをごく普通に受け止めている。もしここでこの仕事にあらゆる瞬間がないと考えれば、それは間違いだ。私にとってはまったく問題ではない」
忍耐と要求は両立しないか?
「我々は常にあらゆるものを切望していることを理解しているし、最終目標が何かを分かっている。そのプロセスにおいて、自分たちが何をしたいのか、何を構築したいのかが重要だ。その点で我々は、会長から選手、それに一緒に取り組んでいるすべての人々までが一致団結している。我々の努力は疑う余地がない」
タラベラでのベンチの映像
「私は見ていない。あの瞬間、我々が望んでいたのは次ラウンド進出であり、それを達成できた。昨日からすでにセビージャ戦のことを考えている。終盤に多くの感情がある試合だったが、良い形で終わることができた。以上だよ」
セビージャがベルナベウで勝利してから17年
「私の目標は試合に勝つことだ。それしか頭の中にはない。そのようなデータについては何も知らなかった」