シャビ・アロンソ：「この勝利には大きな価値がある」

シャビ・アロンソ監督がメンディソローサでの記者会見場でリーガ16節でのレアル・マドリードの勝利を振り返った。「試合は競り合う展開になった。我々はとても良い形でスタートしたと思っていて、先制しそのあとボールのコントロールを少し失った。それが理由で我々は良い形で前半を終えなかった。反対に後半は良い形で始め、2点目を奪うためのチャンスをいくつも迎えた」。

「我々は唯一のアクションでバルデペーニャがミスし敵に譲った。彼はその他の全てでとても良くとても良いプレーをしていたが、カルロス・ビセンテは素晴らしいパスを受けチャンスを活かした。しかしそのあとチームは意地を見せ続け、難しいピッチと非常に激しい相手に対して戦った。我々は勝ち点3をもたらした2点目を挙げ、満足してここを去る」。

ビニシウスJr.へのPK
「アクションについては話し審判については話さないが、はっきりとしたPKに見えた。ビニシウスJr.は非常に速く、コンタクトがあった。そのアクションでVARで確認に行かないのは大きな驚き。そうは言っても我々は驚かず、続けて行かなければならない」。

VARのゴンサレス・フエルテス審判員は国王杯決勝でマドリードに対し脅した人物。マドリードとの揉め事がある審判が試合を担当していることに驚きがある？ 
「あなたがそう言ったのだから、我々はそこで留めておく」。

今日のマドリードは最近数試合のそれより気に入っている？
「誰にとってもそうだと思う。セルタ戦は良い試合ではなかった。我々には足りないことがたくさんある。今日はポジティブなことがあり、全ての試合でどうしても必要なことがあった。さらにほかには勝つため、勝ち続けるために良くなっていかなければならないことがある。我々は継続性とコンスタントさが必要で、それがラ・リーガ。これが学びに役立つのなら今は忘れないようにしなければならない」。

この勝利が落ち着きをもたらす?
「我々はしっかりと自分たちのことにフォーカスしている。我々は団結していて、3試合ごとにある試合のために毎日準備している。この勝利には大きな価値がある。なぜならたくさんの離脱選手、出場停止選手がいるから。さっきも言ったがバルデペーニャスはデビューを果たし、私はここで彼を祝福するが、単にデビューしただけではなく彼がした試合を祝福する。
彼はしっかり戦い、非常に安定した選手の1人だった。

レアル・マドリードでデビューするというのはいつだって特別。我々は一緒になってそれに取り組んでいる。1試合というのは十分ではない。リーグ中断の前には水曜にカップ戦、ホームで今年最後になるセビージャ戦がある。先はまだ長くこれは重要な瞬間だったが、今日我々がやった良いことを続けて行くようにしなければならない」。

ビニシウスJr.の抱擁 
「我々は全員が一緒になってやっている。良い時もそれほどでもない時も戦っているところ。今日自分たちが抱えている条件のなか、チームはとても良い戦いをした。試合の序盤はとても良いもので、勝ち点3を取って試合を終えることができた。団結は必要不可欠なもので、日々の手堅さをこそが我々が求める成長をもたらすことになる唯一の方法」。

最近数試合のパターンが繰り返されているように見えるが、なぜそれが起こっている?
「私はそうは思わない。1試合1試合が違うものだった。私から見てセルタ戦、シティ戦、今日のそれは違った瞬間のある違う試合。ここまでのシーズンはその持続性を維持できなかった試合があったが、最近3試合はそうではない」。

あなたは審判がVARで確認しなかったことが驚きだと言ったが、起こったことには驚かなかったようだ。驚かなかったことは何?
「VARで確認しなかったこと」。

なぜそれが良くあることなのか?
「私は驚かなかった」。

攻撃力の回復策
「このピッチは非常に競争力があるところ。アラベスは高いリズムと激しさとともにプレーしている。我々は彼らのたくさんの試合を見ておりここで勝つのは難しかったが、試合の中でいくつも違った瞬間があった。我々がより多くの継続性と全ての試合で90分支配することを求めているのは確かだが非常に難しい。今日我々はここへ勝ちに来ていて、大事なのは勝ち点3の獲得だった。我々はそれと共に帰り、今はカップ戦のことを考える」。