シャビ・アロンソ:「大事なのは全員の犠牲」
「ビニシウスJr.は素晴らしい試合をし、ゴールやアシストだけではなく、守備の犠牲もした」と指揮官は付け足した

シャビ・アロンソ監督がフィラデルフィアのリンカーン・ファイナンシャル・フィールドの記者会見場でメディア対応し、勝利したザルツブルク戦を振り返った。「組織的な仕事ぶりに満足している。後半のCKからの場面でチームが見せた切り替えはスペクタクルで全員の犠牲は重要なもの。それがなければ現在は不可能なものになる」
「クラブワールドカップがこの先が長く、次にユベントスと対戦することになるのは分かっている。しっかりとした尊敬の気持ちがあり、その試合へ向けてしっかり準備しなければならない。勝ち進むか敗退するかなのだから準備ができていなければならない。とにかく私としてはアル・ヒラル戦の前半より今日の試合に満足している。我々はまだ初期の段階で慎重に進んで行く。まだ先がある。我々は新しい時代をスタートしたばかりで、要求度の高い大会の中で変化しているところ。いまこの時点で我々は戦術を明確にして来ているが、改善の余地はしっかりとある」
センターバック3人のシステム
「私の頭の中はシステム的に常にフレキシブルだ。選手たちにはすでにこのシステムの長所短所を知るだけの知性がある。我々に安定感と成熟さ、プレーコントロールをもたらしている。大きく開くハイセンとリュディガーが大きく開いて3対2でビルドアップを始め、ジュードとアルダによる中間のスペースを確保する。必要に応じていつでも使えるこのフレキシブル性が私は好きだ」
ビニシウスJr.の試合への賞賛
「ビニシウスJr.は素晴らしい試合をした。ゴールとアシストだけではなく、守備的な犠牲も厭わず、一緒となって動く術を知り、置いていかれないようにしていた。そのことが我々を非常に一体化させ、攻撃では良い形で相手エリアへ到達した時に自由さをもたらし、相手センターバックを消耗させるゴンサロと連携することになった。良いフィーリングでやっていた。私もそのフィーリングでいるが、この先はまだまだあるから続けていかなければならない」
ビニシウスJr.とエムバペとの連携
「ビニシウスJr.がアウトサイドから、エムバペがセンターからやることができる。物事がなぜ行われるのかを考えることによって物事はうまく行く。選手たちが良いサポートを受け、全員が総合的なシステムから恩恵を受けられるよう、総合的な質の高さが必要になる」
エムバペの復帰
「我々は彼を必要としているし、良いコンディションでできるだけ早く戻って来ることを願っている。火曜日までに楽観的になり先走りをしたくないが、彼は世界最高クラスのトップレベルの選手なのだから我々は彼のことを必要としている」
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ゴンサロのことを知っていた?
「とても良く彼のことを知っていた。カスティージャをかなり近くで見てきて、その選手たちをよく知っている。私にとっては驚きではない。彼は典型的な9番タイプで、いつも良いポジションを取り、しっかり働く意識のあるラウールを思い出させる。我々は彼をもっと必要としていて、彼が要kなるように働きかけている。次のシーズンへ向けた決定はまだない。我々はクラブワールドカップに集中している。大会で影響するものもあるが、何も決定はない」。
リュディガーの交替
「痙攣があった。深刻なものではない。彼にとって最初の先発だった。彼はチェルシー時代に何度も3バックでプレーした経験があり、このシステムが我々に豊かさとフレキシブル性をもたらす。豊かさと組織的なレベルの高さをもたらし、それが選手たちの利益になることを我々は望んでいる」。
エンドリッキの回復
「彼はリハビリ段階だが、できるだけ早く起用可能な状態になって欲しいと願っている。近く米国へ来てグループ練習に参加するし、もちろん彼を戦力として計算する」
米国のファン
「我々は何年もここへ来ていて、レアル・マドリードが米国や南米、アジアでポピュラーな存在だということを知っている。それがこのチームの偉大さであり、自分たちの家にいるようだから我々はとても感謝している。それは嬉しいことであり大きなサポートだ」