シャビ・アロンソ:「レアル・マドリードでチャンピオンズリーグを戦い、しかもベルナベウでプレーすることはさらにモチベーションを高めてくれる」
「選手たちは成長を続け、要求の厳しいハイレベルな相手と対戦することを望んでいるので、良いスタートを切れることを願っている」とレアル・マドリードの指揮官は付け加えた
シャビ・アロンソ監督がシウダー・レアル・マドリードで記者会見場に出席し、ベルナベウでオリンピック・マルセイユと対戦するチャンピオンズリーグ開幕戦(スペイン時間:火曜21時、日本時間:水曜4時)について分析した。「レアル・マドリードでチャンピオンズリーグを戦うことに最大限の情熱を持って臨む。このチームにとっては特別であり、歴史あるベルナベウでプレーできることはさらにモチベーションを高めてくれる。選手たちは前進し、成長を続け、要求の厳しいハイレベルな相手と対戦することを望んでいる。明日は要求の厳しいハイレベルな相手と対戦するが、良いスタートを切れることを願っている」
アノエタでの論争
「試合後に我々は話し合った。記者会見であなたたちと十分話し、自分の考えを述べなければならなかった。これで終わりにして次に進み、今はもう、我々にとって非常に重要なチャンピオンズリーグを見据える時だ」
練習前のドーピング検査
「それは我々のコントロールの及ばないことだ。ラ・リーガの規定だよ。今日はそれを行わなければならず、その後で練習できた。少し遅れたがそれだけだ。それは我々にはコントロールできない」
ビニシウスJr.
「彼と話をしたし、土曜日は選手が一人少ない中で素晴らしい仕事をしてくれた。攻撃の選手にとってはベストの瞬間ではなかったが、彼は自らを犠牲にしてくれた。あれはチームの勝利だった。彼の調子はいいと思うし、明日に向けて良いエネルギーを持っている」
カルバハル
「あまり変わっていない側面がある。それは彼が持つ競争の遺伝子だ。2013-14シーズンにレバークーゼンから加入した時からそれを持っていたし、最初のシーズンでも重要な役割を果たした。チームに本当に多くのものをもたらし、最終的にチャンピオンズリーグで優勝することができた。年月が経ってもそれはほとんど変わっていないが、彼の個性、成熟度、キャプテンであることの重み、マドリードと代表での経験、チームメイトからの敬意、そしてチームに伝えなければならない責任感は進化しており、私もそれを実感している。アメリカでは回復の途中だったが、プレーできる状態になった今、彼がチーム全体に非常に重要なプラスの影響を与えていることが分かる。そのようなリーダーはロッカールームで力を発揮しなければならない。チームにとって不可欠な存在であり、カルバもその一人だ。他の選手たちを牽引するために、彼のような力強い核を必要としている選手は他にもたくさんいる」
サポーターは審判の状況に不満を抱いているか?
「記者会見後に話したが、審判の問題をひとつの話題として扱いたくない。明日の試合に集中しよう。アノエタで起こったことは明らかで、十分に議論された。今はこれからのことについて考えるべき時だ」
スペインとヨーロッパの大会の審判の違いを感じている?
「私は同じように落ち着いている。試合前も、明日の試合も次の土曜日のリーガの試合も何も心配していない」
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エムバペの瞬間
「楽観的だったよ。クラブワールドカップの後、彼とつながり、彼を知るために少しずつ進んでいきたいと思っていた。最終的に彼がどんな選手なのか、そしてプレーに対する好奇心が強いことが分かった。彼は物事を知り、理解することが大好きで、それができた時、個々の資質がすべて開花する。彼が違った形でプレーできるようになるために、我々は彼とチームの総合的なクオリティを必要としている。それはキリアン、ビニ、ロドリゴだけの問題ではない。チームとして機能する必要がある。ボールの有無にかかわらず、チームとしてのクオリティを持たなければならない。そうすれば彼らは違った形でプレーできるようになる」
レアル・マドリードの選手時代は少し短かったと思うか?
「考えたこともない。本当に激しい5年間だった。あのチャンピオンズリーグ優勝は本当に苦労したよ。もし優勝していなかったら、おそらく私は穏やかにチームを去ることはできなかったはずだ。なぜならデシマ(10度目の欧州制覇)を勝ち取る前、準決勝進出が3度もあったからね。勝つためには負けも必要だということを大いに学んだよ。そして時に大敗することもあった。当時はデシマを成し遂げるために準決勝で3度も負けなければならなかった。翌年は優勝できず、その後は信じられないほど素晴らしいものになったジズーの時代が訪れた。ここにいる選手の中にはあの瞬間を経験した選手もいる。あれはマドリードとチャンピオンズリーグの歴史において唯一無二の類稀な出来事だ」
リーダーとしてのエムバペ
「彼は間違いなくそうだ。それは彼の個性、経験、そして他の選手への影響力によるものだ。彼はその一人だよ。そのグループが強くなり、団結した時、他の選手たちはどこに目を向け、誰に従うべきかをすでに分かっている。キリアンもその一人だ」
FIFAへの審判に関する報告書
「それは一回限りのことではない。自分たちの利益を守ることができるのは正当なことだ。クラブがそうするのであれば、私は正しいことだと思っている」
エムバペはチャンピオンズリーグ優勝を切望している?
「そうは見えない。我々は皆、これはまだ始まったばかりのプロジェクトだと感じている。マドリードでのプロジェクトにおいて、チャンピオンズリーグ優勝は目標のひとつだ。それが早く実現し、そこへ向かう正しい道を歩んでいることを願っている。キリアンもその一部だよ。今日はチャンピオンズリーグが意味にすることについて話し合ったが、5月のことではなく、近々のものについて話し合った」
タイトル獲得へのプレッシャー
「それは事実だ。疑う余地はない。それは光栄なことであり、大きなモチベーション、責任であり、共に生き、楽しむ糧となるものだ。ここに来てユニフォームを着る時、あるいはここで練習している時、そのためのものだ。それは光栄なことだよ」