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シャビ・アロンソ:「伝統の一戦であり、ヨーロッパサッカー界のビッグマッチだ」

「我々の選手たちは経験豊富なので、プレッシャーのかかる環境でもうまく対応し、モチベーションもより高い。彼らに全幅の信頼を寄せている」と指揮官は語った

シャビ・アロンソ:「伝統の一戦であり、ヨーロッパサッカー界のビッグマッチだ」
ニュースAlberto Navarro写真:Pedro Castillo y María Jiménez (Liverpool)

シャビ・アロンソ監督がアンフィールドで行われるチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節リバプール戦(スペイン時間”火曜21時、日本時間:水曜5時)の前日、記者会見に出席し、この試合を次のように分析した。「歴史的にも現在においても、伝統の一戦であり、ヨーロッパサッカー界のビッグマッチだ。ファンが観たい試合であり、トレントと私はここで歴史を築いてきた。あんなにも愛された場所に戻るのは常に嬉しいものだ。明日は良い試合をして良い結果を得るという自分たちのことをやりにいくつもりだ」

「多くの選手たちは最近悪い意味で、そして少し前は良い意味で、アンフィールドの雰囲気を経験している。試合中はスタジアムが湧き立ち、彼らにとってポジティブなエネルギーが生みれる瞬間がある。しかし我々の選手たちは経験豊富なので、プレッシャーのかかる環境でもうまく対応し、モチベーションもより高い。私は彼らに全幅の信頼を寄せている。ピッチにいるのは選手たちだ。私はベンチにいるが、外にいるとコントロールが効かない瞬間がある。こうした試合に向けたメンタル面の準備は重要であり、サッカーの能力とパーソナリティの両方が明日の試合では非常に重要になる」

今季のチャンピオンズリーグで多くのゴールが決まっていること
「チャンスがあれば、そのことを心に留めておくべきだ。ユベントスに苦しめられていた時、目標は試合に勝つことだった。有利な結果を得て相手の弱点が見えた時は、ゴールを決める絶好のチャンスとなる。昨季の経験から終盤の順位が不透明な状況を踏まえると、今季は強豪チームが序盤からより多くの勝ち点を積み重ねている。彼らは最終的に上位8位か12位に入るだろう。昨季はより多くのサプライズがあったが、我々は学んでいる。ゴールチャンスを得た時、それはできる限り上位で終えるために決定的なものになる可能性がある。なぜなら、8位や9位になることもあり、それによって状況が変わるからだ」

アンフィールドへの帰還
「感情的になりすぎないように努めている。試合に集中し、他の試合と同じように臨みたいからだ。それによって準備や選手たちとのつながり、そして自分たちがやるべきことを変えたくない。起こるべきことが起こるが、ここやアノエタに行く時は、こうした試合が持つ感情的な側面から少し距離を置くようにしている」

リバプールではなくマドリードで練習実施
「レバークーゼンでもそうしていた。試合の準備に向けてそれがベストの方法だと私は考えている。疑念や陰謀論があるからではない。試合の準備をしたいからであり、バルデベバスでは環境をよりうまくコントロールできる。ここで練習すると、明日の試合に向けて相手にヒントを与えてしまうことになる。それは賢明ではないと思っている」

トレント
「彼はいい状態で起用可能だ。先日は試合の状況を考慮して出さなかった。彼は出場できるし、怪我明け後、彼の素晴らしいクオリティを必要としている。彼にとってはスポーツ面でも個人的にも新しい時代の始まりだ。このチームに所属している並外れた選手なので、パフォーマンスを発揮するために必要なサポートし、与えてあげなければならない。彼は自分のやり方でこの試合を楽しむ必要がある。彼の経歴は私とは違う。ここで生まれたんだ。彼がまだ小さくて、アカデミーにいた頃のことを私は覚えている。ここに戻ってくるのは素晴らしいことであり、彼にとっても素晴らしいものになるだろう」

リバプールでの選手時代
「それは単なるステップではなかったの私に大きな影響を与えたよ。ラファ・ベニテスと一緒に5年間過ごし、トップレベルのサッカーについて多くを学んだんだ。それは試合に出場するだけでなく、試合について考え、準備することでもあった。あの好奇心が今ここにいる助けになっている。もしサッカーが好きなら、そのようなクラブでプレーしたいと思うだろう。リバプールとレアル・マドリードはヨーロッパのビッグクラブだ。選手として、そして間違いなく監督としても大きな助けとなった素晴らしい数年間だった。当時のことは今でもたくさん覚えているし、日々のことで役立っている」

RM PLAYでこの試合の動画をご覧ください

リバプールでのPKのキッカーとしての興味深いエピソード
「イングランドの君たちの同僚の何人かは覚えていると思うけど、我々はすでにチャンピオンズリーグの決勝進出を決めていて、ホームで行われたトッテナムとのリーグ最終戦で、ジェラードがPKを外してしまったんだ。その1週間後にチャンピオンズリーグ決勝を戦い、ベニテスはPKのキッカーに私かハリー・キューウェルを指名した。PKを獲得した時、ハリーはすでに交代していたので私が蹴ることになった。私はプロとしてPKを蹴ったことが一度もなかったが、2本目が決まり、私の選手としての歴史、そしてリバプールの歴史が変わったんだ。なぜならあの決勝戦は3-3となり、ほとんどの人が覚えているからね」

PKのキッカー
「前回の記者会見で話したが、キッカーが誰かを決めている。今回はキリアンだ。その後は選手たちが決定する。明日のリストの1番目はキリアンだよ」

FKのキッカー
「我々にはさまざまなキッカーがいる。キリアンもその一人だ。選手たちがピッチ上で決断を下し、我々が彼らを導く。FKでは能力や距離に応じて、他の選手も蹴ることができる。彼らが決めるんだ」

カスティージャでのアルベロアの仕事と与えられた最高評価
「私は自分のことを評価しない。それはシーズンの最後にするものだ。Bチームのことは分かっている。彼らはスタートから巻き返しており、私は皆のこと、特にアルバロのことがとても嬉しいよ。彼らは素晴らしい仕事をしており、プレーオフ圏内にいるので、私は評価をお返しするよ。評価は6月に行う。セットプレーについては現在取り組んでいる」

ビニシウスJr.とクラシコでの交代についてのアンチェロッティの言葉
「先週も話した通りだ。我々は水曜日に話し合い、彼がチームメイトや私と話したことはとても重要だった。すべて解決した。そうしたことは起こり得ることだが、繰り返したくない。その件は解決した。これで終わりだ」

ヴィルツ
「疑いの余地はない。時間の問題だろう。ドイツで長年過ごした後、リバプールに来るのは彼にとって大きな変化だ。彼の人生そのものだ。適応しなければならない。彼は本当に特別な選手だ。特別な資質と個性を備えている。非常に競争心が強く、プレミアリーグに来た多くの選手もそうだった。彼に感謝しているし、おそらく私がここにいる理由のひとつだろう。明日でないことを願うが、彼が自身の資質や実力を発揮し始めるのを楽しみにしている」