アンチェロッティ:「ビジャレアル戦は我々が改めて最高の姿を披露する機会になる」
「難しい試合になるだろうが、我々は自分たちのファンの前で良いサッカーをしたいと願っている」と指揮官

アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードの記者会見場で報道対応、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードがビジャレアルと対戦するリーガ9節について話した。指揮官は「ビジャレアルはとても良い戦いをしていて、ピッチで良い配置をしているチーム。良いレベルにある。難しい試合になるだろうが、我々が再び最高の姿を披露し、改めて連携するように努め、我々のファンの前でまた良いサッカーをするチャンスになる」とした。
「我々は守備面での激しさとボール回しに注意しなければならない。今回の敗戦は良い形でリアクションするためのこの上ない機会。試合終盤に全力を尽くし最後まで戦ったからチームは負けるのを望んではいなかった。選手たちと話をし、我々にはボールを持っていた時の激しさやスピーディーなボール回しが足りなかったという点で意見が共通していた。守備レベルの激しさが足りなかった点も同じ。我々は正しい道を進んでいて、これまで以上にしっかりしている」。
敗戦のあとののチームのリアクション
「前回の敗戦は良い結果をもたらし、その時と同じということになれば、これから40試合で1敗することになる。リーガで我々は長い間無敗を続けていて、この流れを続けなければならない。負けてより悲しんでいるのは我々で、遅かれ早かれ解決策を見つけて行く」。
ビジャレアル
「勇敢に前線からプレッシャーをかけるか、良い形で守るかになる。ここに乗り込んで来るチームは勝ち点獲得を狙うからどこも勇敢。我々は自分たちのゲームを準備しなければならない。より簡単なのは相手がプレッシャーをかけて来る時にロングボールを使ってプレーすることだが、相手チームの特徴を考慮に入れたうえで自分たちが知っているプレーをするということ。我々は守備面、攻撃面ともにもっと激しさを加えなければならない」。
批判
「それぞれがしたい形で意見できるし、水曜の試合を見れば批判は正しい。時に改めて連携するための瞬間があるし、早期に素早くしなければならない。我々のうちの何人かは負けるのが好きではないが。これまで我々には非常に高い戦いの流れがあり、一つの敗戦が改めて現実に直面することになる。それが我々の仕事。我々は最高の形でそれをしなければならない」。
「私は批判に晒されるのに十分に慣れていて、心配していない。私が気にかけているのは良いプレーをしなければならないということで、明日それをやるよう努める。最高のレベルにない選手たちが何人かいるが、それは普通のこと。我々は辛抱強くなれければならない。我々は望んでいるところにいないが、望んでいるところに遠いところにもいない。私が言ったように我々に足りないのは攻撃と守備での激しさで、ボール回しで良くならなければならない」。
アルダ・ギュレル
「チーム内に競争があり、先発メンバーに自分の居場所を見つけるのは簡単ではない。これまで2度先発し、昨年よりもより多くの主役の場を得ている」。
中盤
「モドリッチ、カマビンガ、バルベルデ、ベリンガムにはボールタッチがあり、ボールタッチに優れた選手が欠けているとは思わない。守備面でのチュアメニの存在はとても重要。我々には非常に大きなバリエーションがある。それだけ。現状では自分たちが有する全てのレベルの高さを示せていないが、近いうちに披露することになる」。
フランス代表でのエムバペの不在
「代表監督がすることに対して私は意見をしたくない。エムバペは問題を抱えていて解決したようだが、100%解決したというレベルではない。デシャンは彼を招集しないという決定をした。エムバペは代表チームの監督と話をし、クラブのメディカルチームはフランスのドクターと話をする。それぞれが話をしただろうし、そのうえでこの決定をした」。
エムバペの守備的な役割
「いつも言っているが、守備は組織的なもので個々がやることではない」。