アンチェロッティ:「リーガ優勝を狙うために欠かせない試合
「優先順位はマジョルカ戦にあり、我々は数日前と同じ自信がある」と指揮官
リーガ首位チームがマジョルカへ乗り込んでのアウェー試合(スペイン時間:土曜18時30分、日本時間:日曜1時30分)を前に、カルロ・アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードで記者会見を行った。「いつものように難しく、争い、戦う試合になるとみている。我々は責任感があり、協力する姿勢の強いチームと対戦する。激し試合になることを予想していて、責任感がありとても良い形で戦う相手にある意味並ぶだけのことをしなければならない」。
「ロドリゴは昨日の試合で打撲があったから今日練習しなかったが出場可能。チーム全員が準備できている。優先順位は明日の試合。今週我々は多くのものを賭けて戦う。我々は数日前と全く同じ自信を持っているが、リーガ優勝を目指す上で明日は重要な試合」。
モドリッチについて
「フィジカル的にベストな状態だとみている。彼の調子はとても良い。私が起用する全てのタイミングで、先発だろうと途中出場だろうとそれを証明している。彼にとってフィジカル的にとても良い状態にある」。
ベリンガムへの批判
「下がったのは決めたゴールの数。シーズン序盤で20得点したのはあらゆる人たちにとって驚きだった。今からがやっている仕事は中盤またはトップ下で、センターFWではない。彼の貢献度は下がっていない。彼に足りないものはない。遅かれ早かれ得点するだろう」。
マンチェスター・シティ戦
「誰にもあるように私には一つの意見がある。サッカーの良い点は大学はないということ。誰もが意見できるが、試験はない。もし私が薬学の試験を受けるとすれば、では勉強し9月に戻って来るように言われるだろう。サッカーの世界では一人一人が試合の評価をできる」。
ナチョの経験値
「彼はたくさんの試合に出場し、とても重要な存在であり続けた。なぜなら彼は常に信頼できる選手、ナチョなのだから。たくさんの試合に出場すれば同時に多くのミスをすることもあるが、彼は信頼感と経験、パーソナリティのある選手であり続けている。有益な存在で次の数試合でもそうあり続ける」。
フィジカル状態
「マンチェスター・シティ戦後のフィジカルデータは良いもの。我々はフィジカル的に良い状態だった。後半少し調子が落ちたが、同時に2-1とリードしていて試合のコントロールを望んでいた。この点で問題はない」。
ビニシウスJr.がセンターFWでロドリゴが左サイド?
「1つのオプション。ビニシウスJr.はチームにとって良いことだと理解し、より長い時間中央でプレーしたのだからとても謙虚。得点するためにそこでは多くのタッチを必要としないということを非常によく理解している。素早い動きで十分で、彼はとても良い形でやっている。私は決定を下すために彼ら2人と話をし、彼らは同意した」。
どこにいるのが最も幸せ?
「私はここマドリードで幸せ。マドリードにある幸運は天候、いる人たち、そして何よりレアル・マドリード」。
欧州スター選手の活躍ぶり
「少しの落ち着きを持たなければならない。偉大なるスター選手たちの最初の試合は最高のレベルに達しないかもしれないが、ハーランド、エムバペ、ベリンガムに注意を払わなければければならない」。
マジョルカ
「国王杯決勝の敗戦がマジョルカにどう影響するのかは分からない。彼らにはできるだけ早く1部残留を決めるという重要な挑戦があるから影響があるとは思わない。我々にとってはできるだけ早くリーガ優勝をするために欠かせない試合」。
チュアメニ
「彼は偉大なボランチだと理解した上で、この期間彼がセンターDFとしてプレーできると理解し、それは我々が抱える選択肢の一つになっている」。
ミリトンについて
「全員が出場可能で、私は最善のチームを送り出すことになるが、この中にはミリトンも含まれる。よく考えなければならないが、しっかり練習してきているので彼の状態は良い。私が一人の選手を良いと見れば出場時間は考慮に入れない。私は以前チャンピオンズリーグの決勝でそれまでプレーしていなかったケディラを起用したが、それは彼の状態が良いと判断したから。ミリトンは90分プレーできないが、試合の大半は耐えられ、良い形でやることができるだろう」。