アンチェロッティ:「我々は良い仕事ができた。皆が準備できていていい状態だ」

「我々は下部組織のクオリティの高い若手を評価するのが大好きだ」と指揮官はコメントした

アンチェロッティ:「我々は良い仕事ができた。皆が準備できていていい状態だ」
ニュースMireia Jiménez写真:Pedro Castillo

カルロ・アンチェロッティ監督が、レアル・マドリードがミランと対戦するディレクTV・サッカー・チャンピオンズ・ツアー初戦(スペイン時間:木曜2時30分、日本時間:同日9時30分)に向けた最後の前日練習に先立ち、シカゴのソルジャー・フィールド・スタジアムの記者会見に出席し、次のように語った。「今季のプレシーズンは少し特殊だ。選手全員が少しずつ戻ってきているが、今のところ我々は良い仕事ができているし、若い選手たちをしっかり評価できている。戻ってきている選手は皆コンディションがいいので、過去のプレシーズンとは違う。選手たちは準備できている状態で戻っていて、もうプレーすることができる」

「我々は下部組織の若手を評価するのが大好きだ。クオリティの高い選手がたくさんいるし、それは彼らにとっていい機会だ」

フィジカル面
「心配はしていない。すべてのポジションに素晴らしい選手がいる。ファンタスティックな選手であるエムバペが加入した。最初の数試合に向けて準備する時間はあまりないが、選手たちは良い状態で戻ってくるだろう。彼らには戻ってくる15日前から始まっているプログラムがあるが、彼らにとって最も重要なのは、非常に長いシーズンを終えて休養することだ。すべてのグループが7日に戻ってくるので、シーズン開幕に向けた準備はできると思う」

クロースの不在
「クロースはいないし、彼のようなクオリティを持った選手はいないので異なる形にはなるが、我々には彼の代わりを務めるためのさまざまな可能性がある。我々には他のリソースがたくさんある」

新入団選手
「メンバーは決定した。バジェホが戻り、アラバが回復中で、練習に参加している若い選手たちがいるし、我々にはジョアンハコボラウールように多くのクオリティを持った3人のCBがいる。そのポジションは十分にカバーできていると思っている。今後アラバも戻ってくるし、うまくやってくれるはずだ。全員が残留を望んでいるので退団する選手はいない」

プレースタイルの変更
「縦へのプレーはクロースがチームにいた時にも求めていたものだ。素早く敵陣に入ることで相手に問題を引き起こすチャンスがより増える。クロースがいてもいなくても、それは我々のアイディアだ。ベリンガムはペナルティエリア内に侵入するクオリティを持った選手だ。近ければ近いほどいい。 そしてセバージョスモドリッチチュアメニカマビンガバルベルデのような中盤の選手がいる。同じ形でプレーをするとは言っていない。何かは変わるだろうが、それほど大きな変化はない。常にゲームをコントロールし、縦に行き、よく守るという考えを持っている。それは昨シーズン、我々がうまくやったことのすべてだ」

エンドリッキ
「彼にとって非常にエキサイティングな1週間だった。とても若く、素晴らしいクオリティを持っている。パワフルでとても速い。チームにうまくフィットするだろう。特にこの最初の1週間は彼にとってはとてもエキサイティングな時間だったことを考慮しなければならないので、彼に多くを求めるつもりはない。明日は45分間プレーする予定だ。彼が我々と一緒にいてくれることが嬉しいよ」

リュディガーについて
「練習中にエンドリッキに何か言っていたが、何もなかった。彼はファンタスティックな選手で、センセーショナルなチームメイトだ」

カンテラーノ
「彼らはとても集中している。私は彼らを指導するのが大好きだ。彼らは学び、何でも聞き、向上したがっている。彼らを指揮するのはとても素晴らしいことだ。私は全員が好きだし、彼らは皆、高いクオリティーを備えている。彼らがいつの日かレアル・マドリードでプレーするかどうかは分からないが、サッカー界での将来があると思う」

昨シーズン
「いろいろな意味で素晴らしかった。良いチームスピリットを作り上げることができたし、改善を余儀なくされた怪我人も克服できた。フラン・ガルシアホセルのようなスタメンではない選手たちが皆、チームを大いに支えてくれた」

成功
「このクラブはクラブの歴史と伝統、そして会長とゼネラルマネージャーの力のおかげで、プロジェクトを立ち上げることができた。時間をかけて素晴らしいチームを作り上げることができたんだ。それがマドリードが世界で最も大きなクラブになるための鍵となっている」

代表
「私はハビエル・アギーレととても良い関係を築いている。メキシコでの経験がうまくいくことを祈っている。彼にとって自国でのワールドカップに向けて良い準備をするための絶好の機会だ。私はロシアワールドカップでもそうだったように、メキシコのサポーターになるだろう。私はマドリードにいられて嬉しいよ」

システム変更
「使うシステムは4-3-3もしくは4-4-2になるかもしれない。昨シーズンと同じだ。我々にはチームにそれらのシステムでプレーするためのリソースがある」

長いシーズン
「長くなることを願っている。それはつまり、我々がすべての大会に勝ち残るということだ。それはシーズンが始まる時、我々が望むこと。特別なフィジカルプランがあるかって?それはない。もし3日おきにプレーするなら、フィジカルプランを考えるのは難しいからね。この3年間、試合数が多かったが、非常に良いコンディションでシーズンの終わりを迎えることができた。今シーズンも同じようになると思う。選手たちを疲弊させないために個々の休養について考える必要がある。良いアイディアになるかもしれない」

ミラン
「彼らはいい仕事をしている。もちろんとても良い思い出のあるチームにベストを尽くしてほしいと思っている。ミラニスタはパオロ・マルディーニを恋しがっているが、それがサッカーというものだ。モラタのような素晴らしいストライカーを獲得したし、カマルダは将来有望な若い選手だ。明日は若手のための試合になるだろう」

メンバー
「スーパーカップはまだ先だ。我々は今いる選手たちに集中している。まだ休暇中の選手がいるが、我々は非常に良いチームだ。クルトワ、リュディガー、フラン・ガルシア、ルーカス、モドリッチ、セバージョス、アルダ・ギュレル、エンドリッキ、ブラヒム、マリオ・マルティンなどがいる。我々にとってはいつものように良いサッカーを見せる良い機会だ」

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