ルーカス・バスケス:「苦しんでる人たちがたくさんいて、そのことは僕たち全員に影響を及ぼしている」

「DANAの被害に遭った家族に励ましのメッセージを送りたい。彼らは孤独ではないし、僕たちはできる限りの支援をするつもりだ」とスペイン人DFは語った

ルーカス・バスケス:「苦しんでる人たちがたくさんいて、そのことは僕たち全員に影響を及ぼしている」
ニュース

ルーカス・バスケスがサンティアゴ・ベルナベウで行われるチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節レアル・マドリード対ミラン(スペイン時間:火曜21時、日本時間:水曜5時)を分析するため、メディア対応した。記者会見開始前、バレンシアの悲劇に見舞われた人たちを偲んだ。「DANAの被害にあったすべての家族に励ましのメッセージを送りたい。今は難しい瞬間だ。彼らはが孤独ではないこと、僕たちができる限りの支援をしようとしていること、そしてこの困難な瞬間に人々が示してくれた連帯を誇りに感じていることを伝えたい。僕たちはすべてが正常に戻り、一刻も早くこの事態から抜け出せることを願っている」

このような状況下で試合の準備をするのは難しいか?
「今はサッカーが二の次なので難しい。最も重要なのは人々のことだ。あのような悲劇が起こった時に自分たちを切り離すのは難しいことだ」

ロッカールームの感情
「みんなとても悲しんでいる。起こったことはとても辛いことだ。苦しんでる人たちがたくさんいて、そのことはみんなに影響を及ぼしている」

バレンシアでの行動の反省
「何よりも僕たちは起こったことをとても悲しく思っている。この数日間は困難で痙攣したような日々だったし、皆が苦しんだ日々だった。僕たち全員が反省し、起こったことを考える時だ。最終的に僕たちはお互いに助け合ってこの事態を乗り切ろうとするだろう」

悲劇に対する政治的対応についての評価
「起こったことを悲しく思うし、多くの人々が苦しんでいる。スペイン国民の人間性が改めて示された。最初の瞬間から連帯感はすさまじく、貢献しようとスペイン全土から人々がやって来た。それは素晴らしいことだし、僕たちがこのような状況から学べることを願っている」

選手たちに試合を中止させる権限はあるか?
「監督が話したことは正しかった。自分たちの意見や力がゼロの時なので、僕たちがやるべきことはプロフェッショナルになり、たとえやりたくないことだったとしても、命じられたことをやろうとすることだ。それが僕たちのすべきことだよ」

悲劇に対するサッカー界の反応
「プレーすべきではなかったし、サッカーは二の次にすべきだった。被災した人たちとともにいて、そのことだけを考える瞬間だった」

なぜサッカーは止まらないのか?
「僕たちは多くのことを見逃している。選手と組織全体との間に大きな距離がある。コミュニケーションは複雑だ。サッカー界は僕たち選手が主役の産業だが、僕たちには決定する力がなく、時にやりたくないことでもやらなければならないことがある」

サッカー界の権力者へのメッセージは?
「僕たちは起こったことすべて、事態がどう進展したかについて悲しみに暮れている。最終的に今は被害を受けた人たちを励まし、支援しそれに集中する時だ。その後で何が起こったかを振り返る時間はあるはずだ」

昨日バレンシアで起こったことに傷ついたり恥じたりしているか?
「僕は起こったことすべてを悲しんでいる。あの映像はとても辛く難しいものだ。遠くから僕たちはこのような形で苦しまなければならなかった…。言葉で説明するのは難しい。苦しんでいる人たちや生活のほとんどすべてを失った人たちを目の当たりにした時、人々がすることは支援しようとすることだ。今は政治的な問題について話す時ではない」

チームでの役割
「カルバハルの欠場はレアル・マドリードにとっても、サッカー面においても、個人的にも非常に重大なことだ。彼は素晴らしいキャラクターやカリスマ性を備えた選手だよ。僕は多分、今までやってきたことよりももう少し関与してベストを尽くす必要があるし、そして何よりもできる限りチームに貢献し、全力を尽くさなければならない」