アンチェロッティ:「我々は間もなく最高のポテンシャルを発揮できるだろう」

「我々は勝ち点を獲得しなければならない。とても良いプレーをしている相手の価値を考慮しつつ、そのためにここにいる」とレアル・マドリードの指揮官は説明した

アンチェロッティ:「我々は間もなく最高のポテンシャルを発揮できるだろう」
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カルロ・アンチェロッティ監督はリールのスタジアムで記者会見に出席し、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節(スペイン時間:水曜21時、日本時間:木曜4時)の試合を分析した。「この新しいフォーマットでは勝ち点を獲得しなければならないし、とても良いプレーをしていて、質の高い若手選手を擁す相手の価値を考慮しつつ、そのためにここにいる。いつも通り今はすべての試合で激しく戦い、競う必要があるが、我々はいい状態だ。自分たちのレベルを向上できると確信しており、その準備はできている。試合数の多いシーズンのこの時期にベストの状態に達したい。でもチームはかなりいいと思う。我々は間もなく最高のポテンシャルを発揮できるだろう」

「リールは素晴らしいクラブだ。近年とてもよくやっているし、素晴らしいレベルの選手たちを輩出していて、フランスとヨーロッパでよく戦っている。彼らの会長であるオリヴィエ・レタンはパリで私と一緒に働いていた。私が大きな愛情を持っているクラブだよ」

ダービーでの出来事
「私は皆の意見を尊重しているが、その問題は非常に明確だ。試合中に暴力行為があり、暴力的な人間はサッカーのピッチにも社会にも居場所がない。私は皆の意見を尊重するようにしているが、起こったことを皆が見ている。暴力的な人間はスタジアムにいることはできないし、普通の市民社会にもいることはできない」

「起こったことではない他のことについて話してしまうと、問題を逸らすことになる。重要なのは、暴力的な人間がサッカーのピッチにいられないということだ。アトレティコだけでなく、すべてのチームの暴力的な人間がそうだ。サッカーにそのような人間は必要ないし、危険のない別の場所にいるべきだ。先ほど言ったように、私は一般的な話をしているのであり、アトレティコの暴力的な人間であろうと、レアル・マドリーでもバルセロナでもビジャレアルでも関係ない。我々のことを放っておいてくれるのがベストだよ。“死ね”と何度叫ばれたか分からないクルトワの振る舞いについて話すのは、問題を逸らすことになる」

エムバペについて
「彼はとても早く回復している。昨日は個人メニューを行っただけだったが、長い間休んでいたわけではないので、コンディションは落ちていない。今日はチームと一緒にすべてのメニューをこなす予定だ。その後で我々はリスクを冒したくないということを念頭に置きつつ、彼と一緒にベストの決断を下すつもりだよ。筋肉過負荷だったが、いい状態なので、試合に出るために遠征してきた。今日の練習の様子を見て、万全の状態でリスクがなければ、キックオフからプレーすることになるだろう」

中盤
クロースの代わりを務められる選手は見つかっていない。彼の不在に適応する必要がある。アトレティコ戦でのモドリッチのレベルは非常に高く、私にとってチームのベストプレイヤーだった。クロースは替えが効かないので、我々は彼なしでプレーする新たな方法を見出す必要がある。チームには多くの資質があり、現時点ではまだそのポテンシャルをフルに発揮できていないが、私は間もなく最高のポテンシャルを発揮できると確信している」

アルダ・ギュレルの出場時間
「彼はシーズンのこの時期、昨季よりも多く試合に出ている。よくやっているし、チームに貢献し、進歩している。彼には何も言う必要はないし、自分の役割が何なのかよく分かっている。将来性豊かで、チームの中にいることを知っている。試合に出る時もあれば出ない時もある」

アトレティコの選手たちがフレンテ・アトレティコに拍手を送っていたことをどう思う?
「他の人たちや私が敬意を払っている他の同僚たちの振る舞いについてコメントするつもりはない。その件についてはまったく意見したくない」