アンチェロッティ:「チームは60分間とても良いプレーをし、それが我々に自信を与える」
「試合が終わったと考えた時に失点するだけのちょっとした油断としては十分なものになる」とイタリア人指揮官
カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの記者会見場に現れ、レアル・マドリードがアラベスに勝利したリーガ7節を振り返った。「抗議による4、5枚のイエローカードが我々に対して出された。審判による判断基準が変わり、我々は慣れなければならない。適当かどうかは別として我々は抗議するのを避け、新しい基準に適応しなければならない」。
エムバペ
「彼は良い状態。少し蓄積疲労があり、問題を避けるために私に交替を求めた」。
試合の残り10分
「これがサッカー。試合が終わったと考えた時に失点するだけのちょっとした油断としては十分なものになる。その後相手が自信を深める。我々が望んでいることではないが、そういうことは時に起こる。チームは60分間に渡りとても良いプレーをし、それが我々に自信を与える」。
ルイス・ガルシア・プラサ監督の主張について
「問題のシーンの映像を見ていないので意見できない。我々はその件について話したが、試合後に衝突といったものは何も無かった」。
審判と何について話した?
「私が彼に言ったのは抗議によってイエローカード6枚というのは私から見て度を越しているということ、私の選手たちがそれをしないように自分の仕事をしなければならないということ。我々は問題なく話をした」。
試合カレンダー
「チームは良いプレーをし、攻守の切り替えやパス展開でボールをコントロールしチャンスを狙った。我々は良くなっていて、今後良い方向へ行く。なぜなら試合カレンダーはとても要求度が高いから。我々は代表戦ウィークの後のリーガ再開を良い形で始め、とてもハードなものになる日曜の試合でも続けて行きたいと思っている」。
審判の判定
「我々は抗議によるイエローカードの問題を、我々自身で分析しなければならない。話をしようとしたキャプテンに対してイエローカードが出されたのがなぜなのか私は分からない。それに対しては審判だけが返答できること」。
交替出場選手たち
「ミリトンに少しの休みを与えるためバジェホを送り出した。相手が得点した時それはバジェホの責任でははく、残りの数分をセンターバック3人にしてラインを変えたことによる少しの気の緩みがあったから。ハコボはリュディガーの位置に入らなければならなかったが、2点目を決められアントニオをピッチに置きたいと思った」。
ベリンガムの調子
「良くなっている。彼はエムバペのゴールをアシストし、とても完成度の高い試合をした。昨年していたようにもっと敵エリアに入っていくよう慣れて行かなければならないが、アラベスのようにブロックが後ろに構えているチームはずっと難しい。ベリンガムに私が求めるのはそういう類の仕事で、得点して欲しいということではない」。