アンチェロッティ:「将来的に良い1ポイントになるかもしれない」
「試合中断は審判の正しい措置」とイタリア人指揮官
カルロ・アンチェロッティ監督がシビタス・メトロポリターノの記者会見場でリーガ8節のアトレティコ対レアル・マドリードの試合を振り返った。「私は常にポジティブに考える。ネガティブではない。去年ここで起きたことを考慮すれば将来的に良い勝ち点1になり得る。我々は首位チームとの差を1つ縮め、今戦っている全ての試合で良い流れにある。いま我々はすでに水曜日の試合のことを考えている」。
「これはかなり違う引き分け。なぜなら我々は勝利にとても近いところにいたが、相手は強く、いろんな戦力がいて、レベルの高さがあるからこういったことが起こり得る。終盤にあったのは残念なこと。リードした時には我々の状態はとても良く試合をコントロールし勝利に近づいていた。この先も戦い続ける。我々はこのことで落ち込んではいない。ここでの引き分けはあり得ること」。
引き分けは妥当?
「両者がコントロールした試合だった。あり得ることで、我々にとっての目標は昨年よりも良い形で守ることで、それをやった。ボールを持った時にもっとスピード感を持ってプレーすることができたが、我々はたくさんの試合をしていることを考えなければならないし、全ての試合で常に目一杯のリズムでやることはできない」。
ロスタイムでのアトレティコの同点
「自分たちがリードしていて残り5分となったらただ一つしなければならないのは守ること。我々はそれをやりほぼ試合を通してとても良い形だったが、相手はとても良い動きを見せ、完璧なパスを出し得点した」。
試合の中断
「審判の正しい措置だった。我々は10分間止まらなければならなかった。ロッカールームでいくつかの修正をし、改めてスタートした。誰も試合を止めるのは好きじゃないが、審判は良い対応をした」。
「チームが中断で集中力を欠いたとは思わない。2チーム平等に影響があった。ライターが投げ込まれ、2度に渡り試合が止まった。審判は10分休もうと言い、その後また始めた」。
アトレティコへ処分は?
「私は単に監督で、自分のチームのスポーツ的なコントロールをしなければならない。それはまた別のことで、私よりもエキスパートの人たちが正しい判断をするだろう」。
選手交代
「私は後悔していない。交替は選手たちの疲れによるものだけだった」。
チュアメニとカマビンガ
「カマビンガの状態は良いが、これまで40日間負傷していたこともあり彼にとってハードな試合にいるのは理想的ではなかった。彼には次の水曜日にプレーする可能性がある。チュアメニは良いプレーをした。ボールがある時に存在感があり、守備的に良かった」。
センターバックの配置転換
「彼らはアラベス戦で良い試合をしたが今日の後半彼らを変えたのはいくつかの場面でミリトンが快適な状態ではなかったから。だから元の状態に戻った」。
クルトワとフラン・ガルシアの違和感
「フラン・ガルシアが受けたタックルは醜いものだが打撲。クルトワは筋肉に問題があり明日検査する」。
エンドリッキが最も得点に近づいた場面のプレー
「シュトゥットガルト戦のように決定的なプレーではなかった。ベリンガムへパスすることもできたが、シュートしたんだし深刻な問題ではないと見ている」。