クロース:「これから素晴らしいステージがスタートするが、それは常により難しい」
「ライプツィヒは激しいチームなので、ここで勝つために最近の試合より少しも劣ることはできない」と説明した
トニ・クロースがチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1節ライプツィヒ対レアル・マドリード(スペイン時間:火曜21時、日本時間:水曜5時)の前日、RBアレーナで行われた記者会見に出席し、次のように語った。マドリディスタは、「僕たちはグループリーグを順調に突破し、これから素晴らしいステージがスタートするが、それは常により難しい。僕たちは2年前にここで対戦した時は負けているし、彼らが非常に激しい優れたチームで臨んでくることは分かっている。ここで勝つためには最近の試合より少しも劣ることはできない」
契約延長
「まだどうするか分からない。まだ何も決めていない。多くの人がもう1年プレーしてほしいと望んでくれているのでとても嬉しいよ。それはポジティブな兆候だ。調子はいいが、まだ決断はしていない」
素晴らしいシーズンの秘訣
「モチベーションが高いことが一番重要だ。10年前と同じように勝ちたいという気持ちがあることが大切だよ。もしそうでなければ、34歳まで十分にプレーすることなどできない。体は動くし、ケアをしっかりするように心がけている。フィジカル的には3~4日おきに全力を尽くすことができる。物事はうまくいっているし、そのように常にうまくいくのがベストだよ。一番重要なのは自分の体をしっかりケアすることと、常に同じモチベーションを保つことだ」
今が最高の瞬間か?
「それはそんなに簡単なことではない。僕はこれまで成功に満ち溢れたシーズンを何年も過ごしてきた。そのためひとつを選ぶのは難しいけど、とても幸せだよ。自分のパフォーマンスは非常に安定しているし、この年齢までいいプレーができているので嬉しいよ。でも本当のシーズンは3月か4月に始まる。何が起こるか見てみよう」
代表復帰
「決断を下さなければいけないし、何をするかたくさん考えなければいけない。自分の状態や個人的なプランなど、いろいろなことに左右されるけどね…。僕はこれまでずっと、できる限り高いレベルでキャリアを終えたいと言ってきた。1年前に下した決断にはまだ満足しているよ。今の瞬間を楽しんでいるし、非常にうまくいっているので、もう少し決断するための時間がほしい。復帰の可能性はある。でも契約延長した時と同じように、今はまだ分からない」
モドリッチの契約延長について
「僕たちは2人のケースは異なるし、違う人間だ。一緒にプレーすることはうまくいっているが、将来について、僕たちは少し違った考えをしている。それは彼もしくはクラブが決めることだ。僕は自分のケースについてしか話せない」
ピッチでのポジション
「僕は6番のポジションでプレーしてきたし、6番が2人いる4-4-2でプレーしたこともある。多くの場面でもう少し守備面について考えなければいけない。ここ数年その点を改善したいと思っていた。僕たちはレアル・マドリードで常に攻撃的にプレーしているし、そこには多くの選手がいる。またボールを失い守備をしなければならなくなった時のことも考えなければいけない」
いつ決断を下すのか?
「少し早く決断する可能性もある。準備ができていると感じ、明確になった時に決断するつもりだ。見ての通り、ピッチ上で僕はその状況について少しも心配していない。サッカーで達成したことや自分のやっているプレーにとても満足しているし、心配はしていない」
チャンピオンズリーグの優勝候補か?
「優勝候補かどうかは分からないが、もちろん優勝する力はある。僕たちはいいチームだけど、もし悪い日が1日あれば、十分敗退する可能性はある。それがこの大会のいいところでもある。レベルが高くても勝つのはとても難しいんだ。僕たちはいつも非常に優れた相手と最高の試合をしているし、それがモチベーションになっている」
モチベーション
「自分の体よりも頭に驚いているよ。僕はこのプロキャリアをバイエルン・ミュンヘンで、17歳という若さでスタートした。32歳まで15年は続くだろうと思っていたけれど、まだ意欲やモチベーションがある。自分の体以上にそのことに驚いているよ。この15、16年、ほとんど問題はなかった」
サウジアラビアでのブーイング
「僕が正しいことを言ったことが確認できた」