アンチェロッティ:「我々に欠けているのは手堅さ」

「全員が一緒になって前進すべきで、チームはこの点で団結し固まっている」とコメント

アンチェロッティ:「我々に欠けているのは手堅さ」
ニュースAlberto Navarro

カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・べルナベウの記者会見場に姿を見せ、チャンピオンズリーグの第1フェーズ4節、レアル・マドリード対ACミランの対戦を振り返った。「現実はピッチで見えたもので、我々には何かが欠けている。それを修正しなければならない。長い夜になるが、普通のこと。我々は全員がどう良くなるか、長い間あり今欠けている手堅さをまた見つけられるよう考えなければならない。我々いま欠けているのは手堅さ。最近の試合で9失点しており、それは手堅さを基礎に強さが作られているチームにとって多すぎる」。

「我々は多くのチャンスを手にして決定力がかけているが、大事なのは相手が簡単に攻撃の解決策を持って攻めていること。それが主要な問題であり、それを修正しなければならない。今夜我々が見せたような守備レベルでいることはできない」。

監督として難しい瞬間
「毎年戦い、耐え、考えなければならない難しい瞬間というのはある。普通ではないのは、このチームはとても良い流れにいたのにも関わらず最近数試合ですぐに悪い方向へ陥ったこと。それはサッカーの一部分だが、サッカーの良いところはすぐにリアクションを起こすことができ、我々には自分達のスタジアムで去年のような存在へ戻る別の試合があるということ」。

疑問を投げかけられるのは不当?
「私から見て不当ではない。チームが最高の姿を披露しない時に責任が監督に及ぶというのは普通。全員が責任を持つというのはとても重要なこと。勝った時には全員が一緒になって勝ち、苦しみ戦わなければならない時にも我々は一緒になれなければならない。なぜならこうして更なる強さを得るのだから」。

「全員が一緒になって前進すべきで、 チームはこの点で団結し固まっている。苦しむことでより団結し、できるだけ早く悪い瞬間から脱出することができる。選手たちが落ち込むというのは良いこと。今夜は長いものになるが、全員がどうしたら自分達が良くなるのかということを考えるためには良いこと」。
あなたのメッセージが選手たちへ届く?
「ロッカールームは健全。今取り組みの姿勢や練習への大きな避難がある。批判の意見は受け入れなければならないが、我々は現実に対して確かなものを持たなければならない。我々の状態は良くなくより良くしたいと願っている。なぜならこの状態ではシーズン終盤にたどり着くのはとても難解だから。いくつかの点を修正しより良く守らなければならない。それが鍵なのだから。チームがより良いバランスで手堅くなるため私が解決策を見つけるべく考えなければならないのだが、変化におかしくならないようにしなければ。いくつかの戦術的な細部(の変更)が状況を変えることになるかもしれない」。

相手の方がレアル・マドリードよりも走っている
「去年の我々も相手より走っていなかったがチャンピオンズリーグを制した。問題はそれではなく、手堅さ。我々はより一体となって取り組まなければならない。我々は組織として効率的な仕事をできていない。我々はより組織レベルでやって行かなければならない」。

このチームがタイトル争いをすると思う?
「このチームが良くなり、これまで常にやってきたように全ての大会でタイトルを賭けて争うことになるという自信が我々にはある」。

バルベルデの交替
「ネットでのファンが考えていることというのはとても複雑。私が彼を替えたのは背中の問題から彼が100%の状態ではなく、彼の最高の状態には無いと見たから」。

イタリアサッカーの戦術的な厳格さ
「イタリアサッカーの戦術レベルはより閉鎖的。我々は必要以上に広がっていて、ミランの仕事を容易なものにした」。