アンチェロッティ:「スペクタクルでとても面白い試合になる」

「今シーズン自分たちがやってきたこと、今やっていることから私には自分たちの選手に大きな信頼がある」とレアル・マドリードの指揮官

アンチェロッティ:「スペクタクルでとても面白い試合になる」
ニュースEduardo Olivera写真:Antonio Villalba y Pedro Castillo

カルロ・アンチェロッティ監督がエティハド・スタジアムの会見場で報道対応しマンチェスター・シティ戦を展望した。「サッカーは常に選手たちのもの。そのことは私がこれまでに何度も言っていて、明日もそうなる。第1戦であったのはそれだと私は気付き、選手たちはいつものように主役になると思う。そのうえピッチに非常に高いレベルがある試合になるだろう」。「過去ではなく、明日の試合を見て、1週間前に起こったことを考慮し計画すべき。争い、戦い、自信を持たなければならない。結果は拮抗していて、この先の90分であらゆることが起こり得る。相手に問題をもたらすためのレベルの高さがあるという自信が我々にはある」。
ベリンガムに何を求める?
「私が選手たちに求めるのはいつも一緒で、それはチームのために働くということ。それは責任感と姿勢を意味する。ベリンガムがシーズン前半にしたのは一つのプラス。なぜならたくさんのゴールを決め、誰もそれを想像していなかったから。私が彼に求めるのはほかの全員と同じようにチームのために働いて欲しいということ。選手たちの仕事ぶりというのは目に見えるもの。なぜなら我々はリーガで最少失点のチームなのだから。それは組織的な仕事が非常に素晴らしいということを意味している。我々には非常に高いレベルと責任感がある」。
ベリンガムは本当に良い。とても近代的な選手で、非常に高いレベルと技術、フィジカル的に強い。ミッドフィールダーだが、そのレベルから多くのスペースをカバーできる。とても良い形でやっていて、レアル・マドリードの将来で最も重要な選手の1人になるだろう。忘れるべきではないがまだ20歳で、それでも非常にプロフェッショナルで、我々にとってファンタスティックな存在」。
ハーランド
「もし個人的な話をするとすれば、ハーランドはシティが擁する最も危険な選手の1人。第1戦であまり活躍の機会が無かったのは我々の守備陣のメリット。彼は世界最高のセンターFWかもしれないし、いつだって危険な存在」。
レアル・マドリード対シティ:近代のクラシコ
「ヨーロッパには非常に強いチームがたくさんいて、この大会の制覇に向けて争うことができる。我々は最近3年対戦していて、いつもスペクタクルな試合だった。明日の試合もそうなると思う」。
エティハドでの成績
「試合データはそれぞれが好きなように出すことができる。私がいつも言っているのはデータは破るためにあるものだということで、レアル・マドリードが一度も勝ったことが無くその後に勝ったというケースはいくつもある」。
試合プラン
「我々がやっているプランは完璧なプレー。良い形で攻めて守り、不必要な形でボールを失わず、良いカウンターを仕掛け、攻守の切り替えをコントロールする、、、。とても完成度の高いパフォーマンスでなければならず、一つの面ではなく全体にフォーカスする」。
カマビンガ
「若手選手にとっては第1戦の経験を生かさなければならない試合。感情的なレベルではとても落ち着いていて自分自身に大きな自信がある。とても良い形でやったが、いくつかの点で良くならなければならない。彼のレベルを考えれば良くなる」。
シティのことを考えると寝られない?
「私から眠りを奪うものなんてない。もし夕食をたくさん摂ったらよく寝られないということがあるかもしれない。今季我々がやって来たこと、今やっていることから私には自分の選手に大きな信頼がある。私から眠りを奪うものなんてない」。
マドリディスモの不安
「マドリディスモは落ち着いていると思うし、不安になっているとは思わない。レアル・マドリードのファンはこの大会で最も幸せであるべきで、不安になることはない。私は不安を目の当たりにはしておらず、我々の雰囲気はとても大きな自信がある」。
グアルディオラへのサプライズ
「ノー。我々はとても良く互いを知っている。落ち着いていられ、私が魔法を使うこともない」。