アンチェロッティ:「我々は姿勢やインテンシティ、プレス、ボールの循環を改善した」
「シーズンの重要な瞬間なので、我々はモチベーションに溢れ、集中し、満足している」と指揮官は語った
レアル・マドリードがセルタに大勝した後、カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・ベルナベウで行われた記者会見に出席し、次のように語った。「我々は姿勢やインテンシティ、プレス、ボールの循環を改善した。水曜日よりもうまくやるのは難しくなかったし、リードを奪うためにセットプレーを生かし、その後はやるべきことを遂行した。シーズンの重要な瞬間なので、我々はモチベーションに溢れ、集中し、満足している。レアル・マドリードで引き分けは危機への序章となる」
「2点目が入らないと少し不安になるが、それが入った瞬間、ボトルの栓が抜け、ベストのプレーができた。今の勝ち点はとても重要だし、フィナーレまであと10試合なのでこの勝ち点3はとても重要であり、今後もそうなるだろう。今、調子を落とすわけにはいかない」
モドリッチへのオーベーション
「非常に完成度の高いプレーをしたのでそれに値する。彼とカマビンガはプレーにスピードを与えてくれた。とても良かったし、サポーターも我々もみんなが彼に大きな愛情を持っている。彼がオーベーションを受けたのは当然だ」
ビニシウスJr.のパフォーマンス
「彼にベストだと伝えたし、私にとって彼はベストだ。彼はトライし、先制点を決めてくれた。またリュディガーとナチョにもベストだと伝えてある。彼らに信頼を寄せなければいけない」
ビニシウスJr.に対するイエローカード
「彼のユニフォームは破れていないと思った。とても酷いプレーだったが、2人にイエローカードを出した主審の判定は正しかったよ。ビニシウスJr.は少しフラストレーションが溜まっていたが、それは普通のことだ。彼と話した内容は我々の中でのものだ。我々はその問題について話し合ってきたし、今後も話していくつもりだ。しかしそれはビニシウスJr.だけの問題ではない。我々は最近カードをたくさん出され、それがチームに害を及ぼしている。その点を我々は改善しなければならない」
リュディガー
「彼は皮肉っぽさと真面目のテンポが素晴らしい、とても真面目なプロフェッショナルだ。真面目でなければならない時は真面目だし、皮肉っぽくならなければならない時はそうなっている。守備のクオリティが高く、全体的に集中力があり、悲観的でもある。彼は偉大な選手だよ」
アルダ・ギュレルのレアル・マドリードでの初得点
「出場時間は3分とごく僅かだったが、私は何かできると確信していたし、大きな才能のあるプレーを見せてくれた。偉大な才能の持ち主であり、彼を毎日見ている我々は、最近大きく向上していることを知っている。よりインテンシティを持ってプレーし、そのクオリティを示している。彼にはここで将来があるし、我々の誰もその反対のことは考えていない」
カマビンガの試合
「とても良かったし、一番好きなポジションでプレーしていた。ライプツィヒ戦ではインサイドハーフとしてプレーし、より苦労していた。彼はボランチの方が合っているが、チームのためにインサイドハーフとしてプレーしなければならないこともある」
ロドリゴ
「決定力を欠いたが、前半はバルベルデとのコンビで優位に立った右サイドでの動きで重要な役割を果たした。彼に足りなかったのはゴールだけだ。彼は前線でプレスをかけてよくやっていた」
ブラヒムはスペイン代表とモロッコ代表のどちらでプレーするか?
「スペインにはとてもいい選手がたくさんいるので、招集メンバー入りするのはそう簡単ではない。しかし私には彼がどのような決断を下すか分からない」
リーガとプレミアリーグの違い
「リーガとプレミアリーグは違う。プレミアリーグはインテンシティがより高いが、戦術的なレベルではリーガの方がイングランドよりはるかに優れている。インテンシティやペースについて話せば、プレミアリーグの方が上かもしれないが、リーガは各チームの戦術的なクオリティがより高い」