アンチェロッティ:「後半我々が何をどうしなければならないかが示された」

ビニシウスJr.はエネルギー、激しさ、キャラクターなどを出した。並外れた出来だった」とレアル・マドリードの指揮官 

アンチェロッティ:「後半我々が何をどうしなければならないかが示された」
ニュースAlberto Navarro

レアル・マドリードがボルシア・ドルトムント戦で逆転勝利したあと、カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・べルナベウの記者会見で話した。指揮官はこう試合を振り返った。「我々は後半の戦いを変えるために落ち着いて話をした。システムを変え、チームはより激しくなった。前半我々は控え目で、プレッシャーがなく相手がかなりコントロールしていた。わずかの時間で我々から2点を奪い、我々が何をしなければならないのかははっきりしていた。チームは後半とてもいいプレーをした。より多くのプレッシャー、激しさ、、、とこの後半は今シーズンで一番。我々が何をどうしなければならないかということが後半に示された。我々のシーズンでカギになり得る瞬間」。

「試合の説明としては、前半我々はとても内気で激しさがほとんどなかった。整理されてはいたがボールに対してプレッシャーをかけず、相手が前半試合をコントロールしていた。我々にもチャンスがあり2度シュートがボールバーを叩いたが、かなり消極的だった。我々は後半より多くのエネルギーを近い少しリスクを犯した。プレッシャーはかけなければならない。なぜなら我々はそれをするだめのフィジカル的な特徴があるのだから」。

ハーフタイムの話
「私が選手たちに言ったのは、3点取るのが夢みたいなことかもしれないが、パスをミスしない、ドゥエルに勝つ、より良いプレッシャーをかける、より激しく戦うといったディテールを考えなければならないということ。こうして試合の流れが変わった。最初のゴールで変わった」。

ビニシウスJr.への賞賛
「こういった後半のプレーをする選手を見るというのは珍しい。過去、そして現在でも貴重。彼はエネルギー、激しさ、キャラクターを出した。並外れた出来だった。別のピッチでは彼のことを非難する口笛が鳴るが、彼が他との違いを示すことができる選手だから。この国で尊敬されている。彼とは人種差別問題が語られているが、尊敬されている」。

「彼はバロンドールを勝ち取るだろうが、それは今日やったことがあるからではなく過去に彼がやったこと、我々が果たしたチャンピオンズリーグ優勝の手助けをしたから。この3点は次のバロンドールために役立つだろう」。

プレーシステム
「最も大事なのはシステムではなく、いくつかのシステムでプレーするときの選手たちの取り組みの姿勢。どういうことかというと、一番大事なのは試合の中で選手たちが示す姿勢だということ」。

試合の中のいくつかの場面で激しさが欠けている理由は?
「どういうことか分からない。それを知るのは難しい。我々が注目すべきは高い強度とリズムと共にプレーした後半。目標はこういう形で始め、2失点するまで待たないということ。今日の後半45分のように90分戦うことはできないが、我々がやった前半と後半の間でもっと平均的な激しさでやることはできる。我々はこの先それをモノにする」。

ルーカス・バスケス
「彼は勝ち越し点を決めた。時に彼は守備または守っているときに正しいポジションを取るのに苦労することがある。攻撃時の彼の仕事ぶりは我々に右サイドの厚みを大いに深めてくれ、とても美しいゴールを決めた」。