アンチェロッティ:「大事なのは競うことで、我々は試合を通してそれをやった」

「評価はポジティブなもので、若手選手たちにとってこういった試合でプレーするのは大きな気持ちの高まり」と監督は付け加えた

アンチェロッティ:「大事なのは競うことで、我々は試合を通してそれをやった」
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カルロ・アンチェロッティ監督がシカゴのソルジャー・フィールドの記者会見場でレアル・マドリード最初のプレシーズンマッチを振り返った。「我々は競い、戦い、良いことをした。最初のプレシーズンマッチでたくさんの若手選手たちがいる。大事だったのは競うことで、我々は試合を通してそれをやった」。

「評価はポジティブなもの。若手選手たちにとってこういう試合でプレーするのは大きな気持ちの高まりがあるもの。前半にはリュディガーモドリッチといったベテラン選手がいて我々は良い試合のコントロールをしたが、現時点でそういった選手たちは45分以上プレーすることができない。今から次の試合の準備をする。明日になればビニシウスミリトン がチームへ戻るし、今日はロドリゴが戻って来た。彼らが試合の一部で出場できるか見て行く。ルーカス、フラン、ブラヒム、セバージョスといった15日から始動している選手たちは良いコンディションを披露した。

パラシオスの交替
「膝に問題があり、良い感じではない。明日状況分析をするが、若手選手が最初のプレシーズンマッチで怪我するというのは残念なこと。深刻なものでないことを祈っている」。

ブラヒムのゲーム
「良いプレーをした。我々は前線で良いプレーをした。アルダも良い状態にある」。

ジョアン・マルティネスへの賞賛
「ポテンシャルがある。彼はとても若いが、良いボールコントロール、とても注意深くセンターバックに必要な全てを備えている。レアル・マドリードの未来を背負うかもしれない。カンテラでプレーを続けなくてはならないが、とても良い選手でここまでとても良い仕事をして来ている」。

フィジカル
「7日までの目標は、ここまでに始めた選手たちができるだけ良い状態にあるようやって行くこと。現時点で戦術的な働きかけは若手選手たちだけだが、全員が戻って来たらやって行くことになる。たくさんのことをやらなければならないということはない。なぜなら大体チームは昨年と同じだから。戦略は非常にはっきりしている。新加入の選手を馴染ませていかなければならないが少しずつやって行く。5日でエムバペエンドリッキがフィットできるようにはならない」。

エンドリッキ
「何らかの結論に到達するというのは難しい。目に見えるのは彼が何か特別なものを持っているということ。非常にスピードがあり、スペースのないところでポテンシャルがあり、相手のマークを外すのに長けている。偉大なタレント。こういった特徴の選手を見るというのはとても貴重」。

アルダ・ギュレル
「とても良い状態で来ている。バケーションの時期に良い練習をし、良いフィジカル状態で来ているからここまで良い仕事をしている。ここから先はもっとパワフルで持久力をつけ、これまでと同じプレーの質でいるということ。昨年よりも主役の役割を担う重要なシーズンになるだろう」。