アンチェロッティ:「VARが下した3つの判定は正しかった」
「このスタジアムがいつも与えてくれる後押しのおかげで後半に勝つことができた」と指揮官は説明した

カルロ・アンチェロッティ監督はサンティアゴ・ベルナベウで行われた記者会見に出席し、勝利したリーガ第21節アルメリア戦を次のように分析した。「おかしな試合だった。我々は前半、あまりエネルギッシュではなく、悪いプレーをしてしまった。昨日の練習後の評価は間違っていた。チームは疲れていて、我々はかなり酷かった。その後、チームの個性とサポーターの助けによって、後半は完全に異なるプレーで非常に難しい試合を逆転することができた」
「前半からは何もポジティブなものを引き出すことはできない。忘れるのがベストだ。チームは調子を崩し、エネルギーが乏しかった。非常に悪い形でスタートしたので、前半のことは忘れた方がいい。このスタジアムがいつも与えてくれる後押しのおかげで後半に勝つことができた」
ハーフタイムの談話
「フレッシュな選手を投入することで、チームのエネルギーと流れを変えることができた。何人かの選手は国王杯での延長戦の代償は大いに払っていたし、私はスタメンでミスを犯した。後半投入した選手たちが大きな力を与えてくれた」
「自分自身に腹が立っていた。選手たちは皆、試合に出たがっているし、我々は選手たちの疲労をよく見極めなければいけないが、今日はそれが甘かった。30分にはエネルギーが不足していたので、私は交代を考え始めた。選手たちに従うべき戦術を伝え、それ以外は何も言わなかった。最初に怒らなければならなかったのは自分自身に対してだった」
交代選手
「ホセルとブラヒムを投入してシステムを変更した。よりワイドにプレーし、ベリンガムをペナルティエリアに近づけたかった。そしてビニシウスJr.が中に入り、フラン・ガルシアは外からクロスを入れていったし、カマビンガとセバージョスはより多くのエネルギーをもたらせてくれた。途中出場の選手たちは先発できることを示してくれた」
レフェリング
「アルメリアの不満は理解できる。VARに判定が確認されたが、3つとも非常に明確なものだった。私は正しい判断が下されたと思っている。誰もが自分の意見を持っており、私は見たことを話した。アルメリアはとてもいい試合をしたが、3つの判定を確認すると、どれも正しいものだった。私はVARのおかげで勝てたと言われる準備はできている」
前半のブーイングについて
「前半のプレーは受け入れ難いものだったので理解できる。容認できるものだし正しかった」
GK
「ケパとルニンは満足しているし落ち着いている。私は彼らといつも話しているよ。カシージャスとディエゴ・ロペスでも起こったが、そのシーズンは悪くなかった。同じようになることを願っている」
守備の仕事
「常に逆転できる強さを持っているわけではないので、我々はより堅固で力強い守備を取り戻す必要がある」