アンチェロッティ:「ロドリゴはとても良いプレーをし他との違いを見せた」
「ミリトンは世界最高DFの1人で、彼の復帰は重要」とレアル・マドリードの指揮官
カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・ベルナベウの記者会見場に姿を見せ、リーガ30節のレアル・マドリード対アスレティック戦を振り返った。イタリア人指揮官はこう話した。「ロドリゴはとても良いプレーをし他との違いを見せた。とても早い時間に先制点を挙げ、素晴らしいレベルと質の高い二つのプレーをしてみせた。それがロドリゴのしたことであり、しなければならないこと。人々は左サイドでより良いプレーをすると言っているが、私にとって彼はすべてのポジションで良い仕事をする。チャンピオンズリーグの準決勝で右サイドから2得点したのを覚えておくべき。彼は偉大なFWで、時々決められないことはあるが、それは普通」。
「ミリトンは世界最高DFの1人で、彼が戻って来たのは重要。プレーにより良く適応するため少しの時間を必要としているが、大事なのは彼が我々と一緒にいるということ。次の数試合、シーズン終盤で我々は彼のことを必要とするだろう。長い間戦線から離れていた選手で、その復帰はチームにとっってポジティブな感情をもたらす。すべてのチームメイトが彼を祝福した」。
リーガの優勝争い
「我々にはリーガでリードを手にしてると考えていて、この状況を生かし、残り試合のすべてに勝つようやって行く。次のマジョルカ戦から初めて行く。リーガの戦いは何が起こるか分からないからポイントの計算はできないが、我々にはリードがある。今すべきなのは良いサッカーをし、すべての試合に勝つようにやって行くこと」。
攻撃の決定力
「得点面でクリスティアーノやベンゼマといった特別な例はある。時間の経過と経験を経てロドリゴはこの点で良くなるだろう。彼は高いインテンシティーでプレーし、その若さから私は彼に守備の仕事をするように求めている。そのことが相手ゴール前に行ったときに十分フレッシュな状態にないことにつながっているが、今日は良い状態だった」。
代表戦ウィークによる疲労
「ベリンガムは今日、普段あるフレッシュさが無かった。イングランド代表で激しい2試合をこなしたことで今日そのツケを払った形。インテンシティーについては今日ベリンガムとバルベルデにそれが欠けていた」。
ベリンガム
「シティに勝つためのオプションは全員が最高のレベルにあること。ベリンガムは代表チームでとても良いプレーをし、今日その仕事が次の数試合で良い影響を与える」。
判定
「ベリンガムがそれについてどう考えているのか知らない。彼は何をしなければならないのかとても良い形で学んだ。それは黙っているということ」。
センターバックのコンビ
「多くのことを分析しなければならない。チュアメニは今日とても強いプレッシャーをかけ、中盤でしっかり働き、たくさんボールを奪ったから重要な役割を果たした。もし彼を使えないのなら我々にはカマビンガがいる。このゾーンに誰を選ぶのかは一つの問題だが、それはポジティブな問題であってネガティブなものではない」。
マンチェスター・シティとの準々決勝
「相手にはより厄介なスケジュールがあるが、それが近代サッカー。我々には試合結果に左右されないちょっとしたアドバンテージがある。いま我々には試合へ向け良いプレーをするための準備の時間がある。今日我々はとても良い形で試合を制御したが、試合で必要なかったから高いインテンシティーでプレーしていない。我々が試合を制御した形を私は気に入っているが、激しさはもっと高いものでなければならない」。
チャンピオンズリーグへ向けての疲労回復
「バルベルデは打撲があるが問題はない。我々には9日の休養期間があり、全員が回復するだろう。今日我々は普段披露している激しさが無かったが、代表戦ウィークのあとに非常に高いリズムでプレーするのは難しい」。
「試合へ向けて1週間の時間があるというのはありがたい。それぞれの代表でプレーした選手に休養を与えられる。その後我々には少しの時間があるが、それはマンチェスター・シティとの準々決勝へ向けて必要なもの」。
監督・コーチ陣のやりくり
「シティのことは我々はよく知っている。今日の試合を見て、見なければならないすべてのものを見て分析する。我々は今日とは違う試合へ集中している。もっと激しい試合をし、ここからすべて完璧な準備をする時間がある」。