アンチェロッティ:「この試合はリーガとシーズンにとって重要だ」

「逆転できるというのはチームにリソースがあり、途中出場の選手たちが常に貢献していることを意味している」とレアル・マドリードの指揮官はコメントした

アンチェロッティ:「この試合はリーガとシーズンにとって重要だ」
ニュースRodrigo Salamanca写真:Helios de la Rubia

カルロ・アンチェロッティ監督がエスタディオ・コリセウムで行われるリーガ第20節延期試合のヘタフェ対レアル・マドリード(スペイン時間:木曜21時、日本時間:金曜5時)に向けた記者会見に出席し、次のように語った。「明日は非常に難しく、多くのことが求められる重要な試合だ。しかしチームはいい状態なので、困難を考慮しつつ、いい試合ができることを願っている。ヘタフェは堅固で、いいサッカーをしており、デュエルも強い。リーガとシーズンにとって厳しく重要な試合になるだろう」

「どの試合でも先制点を取らなければいけない。我々はこれまで先制した試合もあれば、逆転せざるを得なかった試合もあった。我々が逆転できるのはチームにリソースがあり、途中出場の選手たちが全員、ピッチで貢献しているからだ」

ヘタフェ
「組織的で良いプレーをしており、14ゴールを挙げているマジョラルのようなクオリティの高い選手たちがいる。とてもダイレクトなチームであり、デュエルでよく戦い、力強くアグレッシブで、守備はよくオーガナイズされている。私がとても好きなチームだよ。本当に素晴らしい仕事をしているので、私は友人であるボルダラスを祝福しなければならない」

ボルダラス
「彼は監督をしていない時ここに来てくれて、一緒に時間を過ごした。我々はサッカー関して同じ考えを持っており、それについて話したんだ。私には監督仲間がたくさんいるし、彼に大きな愛情を持っている」

5回の交代
「ルールが変更された。以前は交代が3回だったが今は5回になっている。それは試合をマネージメントする上で重要となる。5人の交代は多いので、流れを変えることができると試合中に考えている。全てのチームがそれぞれリソースを持っている。5人の交代は試合中にチームのアイデンティティを大きく変えている」

モドリッチ
「ルカはサッカー界およびレアル・マドリードのレジェンドだ。来季に向けた決断は彼が下さなければならない。私は自分の考えを直近の試合で話した。モドリッチはあの試合でアップしなかった。なぜならアルダのような若い選手はアップをして試合に出なくても、何の問題もないからだ。しかし私はルカに対してそんなことはできない。チャンピオンズリーグで5回優勝しているし、クラブのレジェンドだからね。試合中に彼が貢献してくれると私が確信した時、彼はアップをする。選手もそれを分かっている」

先発のGKは誰になるのか?
「今日は言えない」

ビニシウスJr.
「練習でいつもと同じように見える。彼は最高のレベルに達しているし、フィジカル面も良い状態だ。多くのゴールを決め、非常に危険な存在で、常に攻撃面で貢献してくれている。トライする必要がない時にトライすることがあるが、それは彼の強さだよ。相手を消耗させようとしているんだ」

ベンチでのプレッシャー
「イタリアの2部リーグで監督キャリアをスタートした時に一番プレッシャーを感じていた。ストレスに耐えるのが大変だった。1996年当時、アシスタントコーチに私は2000年までもたないだろうと話したことがあった。しかし今は2024年だ。私はプレッシャーに慣れているし、それが仕事をうまくやるための燃料になっている」

アルダ・ギュレル
「アルダは日々、非常に大きく進化している。数ヶ月間の怪我を経て、彼は我々のインテンシティに慣れているところだ。フィジカル面は今いい状態だ。この後出場時間を得られるだろうが、我々は彼に対して辛抱強くなる必要がある。彼に大きなプレッシャーがかかっていることは理解しているし、トルコという国全体がレアル・マドリードでアルダがプレーする姿を見たいと思っていることも理解している。しかし彼はまだ18歳だ。今後ここで試合に出る時間はあるだろう」

シャビ
「比較したくない。私は仕事の同僚同様にシャビが言ったことを尊重している。我々はプレッシャーのある仕事をしているんだ。言葉、決断、考えで皆を尊重しなければならない。シャビのためにも、他の同僚のためにもそのことを言うよ」

シャビの決断を理解できるか?
「理解できる。比較してほしくない。彼の考えや決断を尊重している」