アンチェロッティ:「第2戦でファンが我々を後押ししてくれるのは間違いない」
「我々はシーズンのこのポイントで改めて決勝でプレーするファンタスティックなチャンスがある」と指揮官は話した
チャンピオンズリーグの準決勝第2戦でレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンが2-2で引き分けたあと、カルロ・アンチェロッティ監督がアリアンツ・アレーナの記者会見場に姿を見せた。我々の監督はこう話した。「特に終盤同点にするためとても大きな努力をした。バイエルンはその最高の姿を披露し、我々は試合の一部でそれをした。我々の最も良い時間帯に失点した。我々はボールをうまく保持していたが相手がバランスを崩すよう仕掛け、2得点を挙げた。これは良い結果で、第2戦へ向けて自信になる。バイエルンは非常に高いレベルの選手たちがいるのを示したのだから勝ち抜けの可能性は開かれている」。
「勝ち抜けの状況は昨日と同じ。バイエルンがしたことは驚きではない。なぜならとても高いレベルの選手たちがいて相手にダメージを与えることができるから。残念なのは我々の最も良い時間帯に失点したこと。そのあと努力と途中から入った選手たちの貢献から我々は引き分けることができた」。
第2戦でのベルナベウの重要性
「我々はシーズンのこのポイントで改めて決勝でプレーするファンタスティックなチャンスがある。ボールを持っている時には良い攻撃を、ボールが無い時にはしっかり守らなければならない。常にボールを持つことはできないからそうするつもり。今日レアル・マドリードの最高の形は見られなかった。第2戦でそれが見られるよう期待している。対戦するのは偉大なチームで勝ち抜けは力が拮抗しているから対戦は難しいものになるだろうけど、第2戦でファンが我々を後押ししてくれるのは間違いない」。
ビニシウスJr.の得点嗅覚
「ボールなしで良い動きをし背後を攻撃する術を学んだからそこでフォワードとしてプレーできる。彼はゴール前で非常に冷静。論理的に考えて先制点でそのボールを送るMFがいなければならないが」。
クロースの素晴らしい試合
「彼が最高の解決策を有する中の1人だというのはごく当たり前のこと。彼はこういった特徴を持った最高のMFの1人。我々はより良く状況をコントロールすることを望んだ。なぜなら相手はボールを取り返すのに苦労していて、彼は誰にもできないようなボール扱いをするから」。
ブラヒムとモドリッチの投入
「プランとしてはフレッシュな選手たちを入れることで試合展開を取り戻すよう努めることだった。そういうことでしかスペクタクルな試合をしていたクロースの交代は理解できない。ベリンガムは痙攣がありあれ以上できなかった。私にはチームに戦力がありそれを有効利用しなければならない」。
試合の立ち上がり
「我々には非常に明確なアイデンティティーがない。今日我々はブロックを下げて戦うのを望んでいなかったが、最初にブロックが下がった。マンチェスター・シティ戦で120分やったようにもっと激しく守らなければならなかった。そのあと流れが変わった」。
ベリンガム
「彼の最高の形を取り戻すだろう。怪我を負い大きな影響があった。最高の形ではなかったが間も無く戻るだろうし水曜へ向け100%の状態になるだろう」。