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アンチェロッティ:「リーガ優勝に近づく絶好の機会だ」

「いつものように激しく争われる拮抗したクラシコになるだろう」とレアル・マドリードの指揮官は語った

アンチェロッティ:「リーガ優勝に近づく絶好の機会だ」
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カルロ・アンチェロッティ監督が記者会見に出席し、サンティアゴ・ベルナベウで行われるリーガ第32節レアル・マドリード対バルセロナ(スペイン時間:日曜21時、日本時間:月曜4時)を前日に分析し、次のように語った「もし勝てればリーグ優勝に大きく近づくことができる。我々はここ数試合、非常に良いパフォーマンスを発揮している、非常に競争力の高い相手と対戦することになる。いつものように激しく争われる拮抗したクラシコになるだろう。リーガ優勝に近づく絶好の機会だが、バルセロナは生きているので、難しい試合になると承知している」

「我々はよく回復しているが、メンディのようにもう1日必要な選手もいる。しかし全員招集メンバー入りする予定であり、何の問題もない。明日はベストのチームを組むつもりだ。今日はメンディだけ疲れていたので、1日多く休ませることにした」

グループの強さ
「チームの強さとは、チームの成功よりも個人の成功を優先するグループの働きだ。先日の試合は何らかの疑問を持たれているかもしれないが、一方で全員のコミットメントを反映している。トップレベルのチームでそれが見られるのは珍しいことだ」

勝ち方
「誰もが自分の意見を持つことができるが、我々にはどのようにプレーすればいいか明確なものがあるし、ディフェンスとオフェンスの2つの側面がある。ボールを持った時にうまく対処しなければいけない。ボールを持てない試合もあり、90分間守備をしなければならない時もある。しかし私はまだ、悲しんでいるサポーターに会っていない。むしろその反対で、彼らはチームが全力を尽くしたので満足しているよ。スペインには私が好きな“船乗りよ、海のことを教えてくれ”ということわざがある」

マンチェスターでの魔法の夜
「重要な夜だったよ。苦しんだのではなく難しかった。マンチェスター・シティとの対戦で我々は、敗退する可能性があった時間は非常に短かった。それよりも勝ち抜く時間の方がかなり長かった。そのため我々は非常に低い位置にブロックを敷いたんだ。2年前のチェルシーとの対戦の方が苦しんだと思う」

マンチェスター・シティとのPK戦
「重要な瞬間であり、それに備えておかなけばならないので、我々には選手たちに様子を聞くという考えがある。ケパがそうだったように、みんなが助けてくれたと思う。我々には多くの情報があったし、ジョピスはPKのキッカーに関して、できるだけ多くの情報を得ようと必死に働いてくれたし、最終的にすべてがうまくいった」

PK戦のモチベーション
「PK戦に関しては、マンチェスターに向かう前の月曜日にリュディガーをテストした。彼は3本のPKを蹴り、3本とも決めていた。リュディガーがPKを蹴るのを見たのは初めてだったが、技術面が二の次になる瞬間がある。最も重要なのは感情面だ。もし選手にモチベーションがあり、PKを蹴るために必要な冷静さがあれば蹴ることになるだろう。そのため選手たちと話し合い、正直かつ誠実に接することがとても重要だ。PK戦では5人のキッカーを見つけるのが難しいこともあるが、先日はPKを蹴りたい選手が5人以上いた。我々は感情面に関して最も自信のある選手たちを選んだんだ」

コーチングスタッフ
「我々にはハイレベルなコーチングスタッフがいるし、若いフィジカルコーチが熱意をもって貢献してくれている。彼らは私が決断を下す時、いつも考えさせてくれる。また彼らは選手たちとの関係が良好で、生真面目なプロフェッショナルだ。常に向上心を持ち、何か新しいものを見つけようとしている。私が年齢的な理由で熱意に欠けている時、それをもたらしてくれる若い人たちの存在はとても重要だよ」

「健全でクリーンな環境は、我々のベストを引き出すことができる。健全な環境は選手やコーチングスタッフだけではなく、メディカルスタッフや用具係も含まなければいけない。このクラブが大きな成功を収めているのは偶然ではない」

チームの困難に打ち勝つ力
「我々はとてもうまくいっている。ケーキの準備はできているので、今月はそれにアイシングしなければいけない。今月は決定的な月だが、我々はとてもいい位置にいる。ミリトンが回復しているし、クルトワも間もなく準備できる。欠けているのはアラバだけだ」

5バックのシステム
「我々はそのシステムを除外していない。残り5、6分で結果を出さなければならない時は、5人、6人人、さらには7人のDFを置くこともある。我々は何も除外しない。もしできることならGKを2人起用したい。バスを入れることはできないからね」

ミリトンの出場時間
「明日先発する可能性がある。よく練習しているし、ただ少し出場時間が足りないだけだ。準備ができているし、試合に出ることを望んでいる。明日に向けたオプションの一つになり得るだろう」

バルベルデの強み
「改善点を挙げるのは難しい。彼には継続性があり、常にとても良い。チームを大いに助けてくれているし、彼をピッチに入れるのは決定的な存在だからだ。もしウイングとして起用すれば貢献してくれるし、ボランチとして起用しても貢献してくれる。そしてもしもっと前で使えば、より多くのアシストとゴールで貢献してくれる。だから彼は私にとって替えの利かない存在なんだ」

モドリッチ
「私はルカのことをよく知っているので、スーパーサブの役割を引き受けないことは理解している。なぜなら彼は必死に努力して練習に取り組み、常にベストを尽くしているからだ。彼は10年前と同じクオリティを示しているし、同じ意欲と熱意を持っている」

メンディの素晴らしい働き
メンディには契約があるし、我々にとってとても重要だ。彼はトロフィーキャビネットのことは気にせず、ただ貢献することだけを考えているし、それを本当に素晴らしい方法でやっている。我々にとって世界最高の選手だよ。それは私だけでなく、チームメイトにとってもそうだ。練習で彼をドリブルで抜くのは全く簡単ではない」

ナチョの将来
「彼の将来は彼が決めることだ。彼は重要なことをやり続けている。マンチェスター・シティ戦では、一流の仕事をして見事な試合をやってくれた。彼はこれまでも、そして今もこれからも、偉大なCBであり続けるだろう。我々にできるのは彼の決断を尊重することだ。彼らが何を決めるかは自由だ」

ロドリゴのストライカーとしての瞬間
「FWにとってゴールできないのは辛いことなので、今シーズンはデリケートな時期を過ごしていた。しかし彼は常にハードワークし、再びゴールを決めている。それはとても重要なことだ。彼はとてもよくやっていると思うし、集中しモチベーションがある」

カゼミーロ
「カゼミーロはマルセロや他の選手と同じようにレジェンドだった。別れを告げる時はいつおm、私にとってもすべてのマドリディスタにとっても感慨深い瞬間だ」

バルセロナの若手選手たち
「ベテランと若手のつながりはとても重要だ。というもの、ベテランは知識と経験、若手は熱意をもたらしてくれるからだ。ラミンとクバルシはみんなを驚かせているし、とてもよくやっている。彼らは非常に若く、将来は大成功を収めるだろう」