アンチェロッティ:「全てを出し切ったので何も非難できない」

「我々は良いプレーをし、最後まで競い合って懸命に戦い、ビハインドを2度跳ね返した」

アンチェロッティ:「全てを出し切ったので何も非難できない」
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カルロ・アンチェロッティ監督国王杯ラウンド16のダービー後、メトロポリターノで行われた記者会見に出席し、試合を次のように分析した。「この試合を評価するのは簡単ではない。我々は良いプレーをし、最後まで競い合って懸命に戦い、ビハインドを2度跳ね返した。多くのチャンスがあったし、シュートが2度クロスバーに当たり、ゴールが1度取り消された。我々は不必要なリスクを冒してボールをロストし、相手に罰を受け、敗北を喫することになった。それでも我々にとってはとてもいい試合だった。さまざまな理由であれ以上のことはできなかったと思う。しっかりリカバリーして、日曜日に勝つことを考えなければならない」
 
「アトレティコも我々と同じようにもの尽力していたし、どちらも敗北に値しなかった。我々は負けたが、前を向く必要がある。全てを出し切ったので何も非難できない。これまでの全てのダービーのように激しい争いがあったが、最終的にはいい試合だった」

ミス
「ここで個人的な分析はしたくない。同点にした時にもっとうまくやれたと思うし、無理に多くのプレーを生み出そうとする必要はなかったのに、そうしてしまった。それは若さの罪であり、それが鍵となった」

疲労
「アトレティコには1週間の準備期間があり、体力的にも少し余裕があったので、我々は彼らに対して不利な状況にあった。それでも120分まで戦い抜くことができたし、疲れているようには見えなかった。これから2週間、しっかり取り組んでコンディションを上げる必要がある」

失点
「我々はリーガでは堅固だが、国王杯はそうではなかった。アトレティコには特に、メトロポリターノで多くのゴールを決めている危険な選手たちがいる。確かに我々は失点はしているが、彼らから多くのゴールを決めているし、それは全く簡単なことではない」

ビニシウスJr.について
「前半はより苦労を強いられたが、後半は試合を振り出しに戻すのに決定的な役割を果たした。2点目をアシストし、常に脅威だった。ゴールはなかったがとてもいいレベルのプレーだったよ。少しずつ学んでいくだろう。今日はデュエルがたくさんあり、非常に激しく争われた試合だったし、いつも冷静でいられるわけではない。それは理解できる。彼は自分のプレーをしていたし、チャンスもあり懸命に戦っていた」

フィジカル
「延長戦では試合をうまくコントロールできていたが、ボールロストとグリーズマンのファンタスティックなプレーで失点してしまった。チームのレベルが落ちたようには見えなかった。ナチョカマビンガは疲れていたのでフレッシュな選手を2人投入したんだ」

若いメンバー
「我々には並外れたクオリティを備え、努力している若い選手たちがいる。そのおかげで我々は多くの試合に勝つことができているし、今日も挽回できた。試合では無理にプレーする必要がない時もある」