アンチェロッティ:「全員が大きな努力をした」
「我々は組織的に良い取り組みの姿勢で非常に重要な選手たちの欠場を埋めることができた」とレアル・マドリードの指揮官

カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・べルナベウ・スタジアムの記者会見場に姿を現し、レアル・マドリードがマジョルカに勝利したリーガ36節の試合を振り返った。「チームは試合をしっかり戦い、特に後半激しくプレーした。全面的に相応しい勝利。全員が大きな努力をし、良い形でシーズンを終えたいと願っているから我々は喜んでいる」。
「良い形で試合を始めなかったが、その後チームはあらゆる面でとても良くやった。難しさはあったが諦めなかった。12選手を負傷で欠くというのはかなり稀で、我々は組織的な良い取り組みの姿勢で非常に重要な選手たちの欠場を穴埋めすることができた。今日我々がしたように40回もシュートするチームを私はこれまで見たことがない」。
ベルナベウでラスト2回目となる試合
「ベルナベウのベンチに座るというのはいつでも何か特別なもの。これまでの全てと同じように特別な夜になった」。
取り組みの姿勢と責任感
「今夜のチームは驚き。我々は並外れた努力をすることができた。もし全ての試合でそれをしてきたとしたら最高のシーズンになっていたかもしれない」。
リーガを勝ち取る可能性
「我々がやりたいのは自分たちのことをするということ。それは次にある試合に勝ち、状況がどうなるか見ていくということ。今日しなければならなかったのはラ・リーガの優勝を誰かにプレゼントしないということだった。相手は明日試合をしなければならない。サッカーではあらゆることが起こる。もし相手が勝てば相手を祝福し、そうでなければ我々は戦いを続けて行く」。
ロスタイムでのゴール
「私がレアル・マドリードを去る時にはできる限りのことを全てやったという落ち着きと共にそれをするだろう。私はとても良い形で過ごしてきた。サッカーが終わることはなく、願わくば私のチームがここまで常にここでやってきたように最後の瞬間まで勝利できるようやって欲しい」。
シュート40本
「我々は攻撃レベルでよくやった。高さのあるFWがいないということで我々は少し苦労した。こういうタイプの試合では勝利するのに少し苦労する。しかし前線に弱点はなかった。今季我々があまりに多くの失点をしたのには多くの理由がある。第一にほぼシーズンを通じて4、5人のディフェンダーがいなかったことがある」。
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難点
「グループのやりくりは極めて簡単だった。個人レベルでは何の問題もなかった。すべての選手たちが私に対して必要な敬意を持って来た。我々がこれまで抱えて来た問題点はその点ではなかった。左手でも、そういった馬鹿げたことでもない。我々にはピッチでバランスが欠け、複数の怪我で大きなペナルティーがあり、昨季やったような緊急事態を修正することができなかった」。
バジェホについて
「彼は出場機会がかなり限られて来たが、取り組みの姿勢は毎日、全ての練習で常にトップだった。もっと試合に出るのに相応しかったかもしれないが難しかった。なぜなら これまで何度も言って来たようにアセンシオのような若手選手たちに優先順位を与えるのを私が望んだから」。
ビクトル・ムニョス
「彼と話をし、エル・クラシコのあと少しショックを受けているように見えた。私が彼に言ったのは、ミスしたことを考えるべきではなく、次にゴールするのを考えるということ。若手選手が考えなければならないのはそれ。サッカーはミスをするもの。偉大な選手たちを含め全員がミスをして来た。彼はとても良い選手なんだから次に来るチャンスで決めて欲しい」。
次の日曜の試合では何人の選手を取り戻すことができる?
「チュアメニは間違いない。ビニシウスJr.、ルーカス、ブラヒム、そして昨日の練習で手を踏みつけられたルニンが微妙だが回復する可能性がある。願わくば4選手すべてを(戦力として)取り戻すことができればありがたい」。