アンチェロッティ:「マンチェスター・シティ戦で自分たちがやった良いことの全てを繰り返さなければならない」

「我々は継続性を必要としていて、明日は非常に重要なテストになる」とレアル・マドリードの指揮官

アンチェロッティ:「マンチェスター・シティ戦で自分たちがやった良いことの全てを繰り返さなければならない」
ニュースEduardo Olivera写真:Antonio Villalba

カルロ・アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードの記者会見場に姿を見せ、エル・サダルで行われるリーガ 24節オサスナ戦(スペイン時間:土曜16時15分、日本時間日曜0時15分)について話した。「我々には高いモチベーションがある。首位の座を守り続ける一つのチャンスで、それが我々の目標。難しい試合になるだろうが、ここまで最後の試合で我々は良い形で戦い、それを確かなものにしなければならない。マンチェスター・シティ戦で我々がした全ての良いものを繰り返さなければならない試合」。
「エティハド・スタジアムで我々は一番大事なのは自己犠牲だと学び、それを目の当たりにした。大事な試合でその結論を導き出した。継続性が必要なのは明白で、この点で明日は非常に重要なテストになるだろう」。
ベリンガムのリーダーシップ
「彼はパーソナリティとキャラクターを備えている。もっともかなり若く、このクラブでわずかな時間しか経っていない。将来はこのクラブ、このチームでリーダーの1人になるかもしれない。彼にはキャラクター、パーソナリティ、レベルの高さ、真面目さ、プロ意識がある。数年後チームの中で非常に重要なパーツの一つになるだろう」。
アセンシオは議論の余地のないレギュラー?
「議論の余地のないレギュラーなんていない。彼がやっていることは驚くべきことで私はとても幸せ。それは単に守備的なレベルの高さだけではなく、パーソナリティ、キャラクター、非常に強い相手との要求度のとても高い試合に耐えるだけのものを持っている。ここまで、そして今非常に良い形でやっていて、これから先レギューラーになるべく他の選手たちと争うだろう」。
リュディガーとアラバの状態
「良くなっている。月曜まで個別メニューを続け、火曜からルーカス・バスケスを含めシティ戦へ向けたチームと共に練習する」。
サイドバックはバルベルデまたはロレンソ?
ルーカス・バスケスが戻って来るまではバルベルデがこのポジションで続けると思う。このポジションでのバルベルデは別の位置と同様に大いに役に立っている。私はシティ戦での彼のプレーをとても気に入り、彼はこのポジションでのプレーが好き。明日も彼と共に続ける」。
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時にチームが前進しないことがある?
「このチームはいつ力を出さなければならない時なのかというのは非常によく分かっている。もし明日力を出す時だと分かっていないのなら、それは我々に近い位置にいるライバルがいる非常に拮抗したリーガだということで、我々が間違っていることになる。明日は重要な試合」。
リーガ連覇の難しさ
「それを説明するのは難しい。この大会でのライバル関係というのはとても高いものだと思う。アトレティコやバルセロナというチームがいて毎年リーガを争うことができる。バルセロナやアトレティコ・マドリードといったライバルとの競争があり2回連続して優勝するというのはそんなに簡単なことではない」。
ビニシウスJr.への獲得オファー
「私がその件でうんざりしているか?答えは「イエス」だが心配しているかと問われれば答えは「ノー」。彼が幸せに見えるか?「イエス」。そして我々は彼と一緒にいて幸せ。数週間前に私自身が言ったことから付け加えるものは何もない。こことは関係のないこと。ここではこの件について何も話しておらず、それは彼も同じ。私はいつも通りのビニシウスを見ていて、 良いプレーをしたいという大きな意欲がある。彼はここまで最後の試合でとても良い働きをし、怪我からフィジカル的な調子を掴んでいるからこの先も良いプレーを続けるだろう。特にシティ戦でやったことからとてもモチベーションが高いと見ている。すごく大きなプレッシャーがあり、試合で他との違いを見せながらとても良い形で耐えて来た」。
「彼がオファーを受け取ったり彼が意見を変えたとかいう質問に私は答えられない。私があなたに話できるのは私がここで目にするもの。彼は良いプレーをし、このクラブで歴史を作りたいという意欲を持っている幸せな選手だということ。それだけ」。
サウジアラビアは欧州のクラブにとって脅威?
サッカーに投資したいというクラブということで驚くべきことではない。サウジアラビアはワールドカップを準備するためのあらゆる権利がある。彼らにとっての目標は2034年W杯へ向けて準備ができるためにサッカーに投資するということ。マーケットは現状ではヨーロッパのそれとは競争力が低いが、将来的にはそうなるかもしれない。私があっちに行くか?ないとは言えない。問題はレアル・マドリードの後に私がサッカーを続けるかどうかということ」。
クラブ代表団の1人としてCTA本部(審判技術委員会)を訪問する可能性
「私はそういうタイプのイベントは好きではない。やっとどうなるか分かることになる。クラブには聞き上手な人たちがいる」。