アンチェロッティ:「決勝に進むためには自分たちの仕事をしなければならない」

「残りのシーズンに向けてモチベーションとコミットメントを高められることを、このスーパーカップに期待している」とレアル・マドリードの指揮官は語った

アンチェロッティ:「決勝に進むためには自分たちの仕事をしなければならない」
ニュースAlberto Navarro写真:Antonio Villalba y Pedro Castillo (Yeda)

カルロ・アンチェロッティ監督がジェッダのキング・アブドゥッラー・スポーツシティでの記者会見に出席し、スペイン・スーパーカップ準決勝マジョルカ戦(スペイン時間:木曜20時、日本時間:金曜4時)について次のように分析した。「相手の特徴や強さは最も難しいものだ。我々は彼らの資質と監督の仕事ぶりには敬意を払っている。すでにリーガで苦しめられているし、決勝に進むためには自分たちの仕事をしなければならない」

「チームは困難な瞬間を乗り越え、新たな活力に満ち溢れている。これは1年の最初の大会であり、我々は2022年と2024年にも優勝している。それがモチベーションをもたらしているし、残りのシーズンに向けてモチベーションとコミットメントを高められることを、このスーパーカップに期待している」

レアル・マドリードの好調な瞬間
「チームはリーガの試合ではるかに良くなっているが、どの試合にも問題や困難がある。この手の試合はこのメンバーにとって非常に良い準備になるし、戦う姿勢やコミットメントに問題はないと思う。ここ1ヶ月のダイナミズムは素晴らしかった」

タイトル獲得へのモチベーション
「タイトルが懸かっている時、このチームは非常に高い集中力を維持している。我々は1週間オフを取り、選手たちはそれを生かして休養し、良い状態で戻ってきたし、モチベーションを高めて新年を良い形でスタートさせることができた」

マジョルカの長所
「アギーレのチームと比較して何が変わったかは言いたくない。彼らはよく組織化されたチームで、守備がとても良く、選手たちの特徴をうまく生かしている。選手の特徴を生かすというのが私のサッカー観であり、監督のあるべき姿だ」

「我々のスタイルは変わらないだろう。相手のことをよく知っているし、彼らも我々のことを分かっている。リーガの初戦ではかなり苦戦した。マジョルカはいい特徴を持ったチームであり、我々とともに激しく戦うだろう」

延長戦がないこと
「いい試合をして勝つつもりだが、もし勝てなければPK戦でファイナリストが決まる。それにより延長戦を避けられるが、今のところそれをマネージメントするのは難しい」

ビニシウスJr.に対する制裁
「私は彼と同じようにピッチで侮辱的な言葉を耳にしている。ビニシウスJr.になることは難しいし、2試合の出場停止はやはり正しいものではないと思っている。我々はあらゆる面で彼に満足しているし、そう思い続けている。誰もが好きに意見を言うことができる。ビニシウスJr.の挑発について話すと、侮辱や彼に起こっているすべてのことから焦点を逸らすことになるのでうんざりしている」

アラバの復帰
「彼はいい状態だし、間もなく見ることができる。しかし1週間や10日、出場を早めたくはない」

大会がサウジアラビアで開催されることをどう思うか?
「サウジアラビアでは常にサッカーファンから多くの愛情をもらっている。我々に大きな愛情を持つファンがチームを間近で見ることができるので、それはスペインサッカー界にとっても参加するチームにとっても良いことだ」

もうひとつの準決勝
「面白い試合になるだろう。私はサッカーが好きなので喜んで観戦するつもりだ。試合の周囲で起こっていることについては話したくない」