アンチェロッティ「勝ち抜けは決まっていないのだから自分達の最高の力で戦わなければならない」
「我々にとって非常に特別な大会で戦い続けるため重要なチャンス」と指揮官

カルロ・アンチェロッティ監督がチャンピオンズリーグ ・ラウンド16第2戦のレアル・マドリード対ライプツィヒ(スペイン時間:水曜21時、日本時間:木曜5時)を前にメデイア対応した。「我々にとって非常に特別な大会で戦い続けるための重要な機会。我々は自分たちのベストを尽くさなければならない。ちょっとしたリードを手にしているとはいえ勝ち抜けは決まっていない。試合開始1分から最後まで自分たちの最高レベルでプレーすべき」。
「たくさんのチャンスを迎えていたとはいえ、ライプツィヒとの第1戦は難しかった。この点で我々は改善し危険な存在にならなければならない。なぜなら明日は違う試合になるから。相手は我々よりもカウンターを仕掛けて来るだろう。守備レベルでそれを制御することがとても重要になる」。
ライプツィヒ戦のカギ
「我々は第1戦で良かったこと、改善できることを分析した。好転した点を披露することが可能。守備レベルで我々は苦しんだが、この点で我々はより好転しなければならない。ライプツィヒはカウンターが危険なチーム。非常にスピードのあるアタッカーを抱えている。リュディガーが戻りこの点で我々を助けてくれるだろう。我々は完成度の高い試合をしなければならない。なぜならそれが我々に勝利をもたらすことになるだろうから」。
審判のことを考えている?
「今シーズン多くのものを賭けて戦う試合で落ち着くなんてことは決してない。過去に我々が多くの成功を収めて来たこの大会で戦い続ける夢を追いかけなければならない。試合前に私が審判のことを考えることはないし、試合後に考えるのも好きではない」。
先発メンバー
「ヒントを出すつもりはないが、迷いはある。最近チュアメニとリュディガーのペアができたが、それはナチョは練習に参加せずちょっとした違和感を抱えていたから。今ナチョは起用可能で、同じ確率で先発する可能性がある」。
ベリンガムとレッドカード
「その件についてベリンガムと話はしていない。彼はピッチで全力を出そうと取り組む選手の一人で、とても良い形でやっている。先日のレッドカードは間違いだった。ちょっとしたフラストレーションを抱えていたが、侮辱するようなことは全く言っていない」。
ロドリゴの状態
「ロドリゴはそのプレー、働きぶり、責任感からチームの役に立っていて良い状態。フィニッシュの時に決定力が落ちているのは事実だがその時期は過ぎた。以前心配していなかったのだから今も心配することはない。大事なのはその仕事ぶりでチームの役に立つということ」。
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シーズンの評価
「シーズンがどうか今日話すとすれば我々はとても良い形でやってきたということになる。この形で続けたい。終了まで2-3ヶ月。終わった時にシーズンの分析をするが、ここまでで私がチームをとがめることはできない」。
チームのメンバー
「カギとなるのは、私はとても良く、非常にレベルの高い選手たちを抱えているということ。また私は学び、良くなり、このクラブの一部になりたいと望んでいる選手たちがいる。それは重要なこと。私は机の上で決定を伝え、選手たちはそれを受け入れる。彼らは良い形でやるため、またチームを助けるため全力を尽くす」。
ディアカビの怪我
「我々全員がムクタル(・ディアカビ)に近い状態にいたことがある。我々は彼と話をし彼に起こったことをとても残念に感じているが、辛抱強く取り組むことで彼は帰って来る。サッカーで怪我はかなり頻繁にあること。我々は彼に近いところにいたことがあるし、自信と意欲のある彼の姿を目にした。彼は良い形で戻って来るし、我々は彼の最善を祈っている」。
サッカーでの有効時間
「有効時間は、土曜に起こったことだけが理由ではなく、近く適用されることになる規則の一つだろう。ロスタイムと追加の時間ははっきりしておらず難しいこと。有効時間は一つの解決策」。
審判
「何が良くて何が悪いのか私は分からない。何が最善なのか言うのはとても難しい。審判にとって何が一番なのか示すのにより適切な人物は(他に)いる」。
仕事での幸福感
「私は自分の仕事が好き。仕事をするのに最高の場所だからレアル・マドリードは特にそう。苦しみと幸福感の間では苦しみの方が重い。なぜならいくつかの状況を制御しなければならないから。その全てが幸福感に影響する。試合に出ていない選手のように幸せではない人たちがいるかもしれない。幸福感は共有できるが苦しみは自分一人。だがこの仕事をするために世界最高のクラブにいるのだから私はとても幸せ。もっとも私は幸福感よりも苦しみの方を多く抱えている」。
レアル・マドリードTV
「それについてはすでに以前答えた。表現の自由を考慮に入れていないから驚いた。レアル・マドリードTVは君たちが表現しているように意見を示す報道メディアの一つ」。