公式声明:ナチョ選手について
レアル・マドリードC. F.は我々のキャプテン、ナチョ選手がレアル・マドリード選手としてのキャリアを終える決断をしたことをお伝えします。
レアル・マドリードは我々のクラブで偉大なるレジェンドの一人であるナチョ選手に対し感謝と愛情示したいと思います。
ナチョ選手は2001年、当時若干10歳でレアル・マドリードへ入団し、我々のカンテラの全てのカテゴリーでプレー、2012年にトップチームの選手になりました。以降レアル・マドリード史上最も成功に彩られた時代の一つを含めた12シーズンに渡り我々のユニホームを身に纏って来ました。この間364試合に出場し獲得タイトルは26。内訳はチャンピオンズリーグ6回、クラブW杯5回、UEFAスーパーカップ4回、リーガ4回、国王杯2回、スペインスーパーカップ5回となっています。そのうえスペイン代表としてはU21欧州選手権とネーションズリーグでチャンピオンとなり、現在行われている欧州選手権2024ドイツ大会に出場しています。
ナチョ選手はキャプテンとしてウェンブリーでデシモキンタ(通算15回目の欧州制覇)を掲げ、サッカー史上で計6回のチャンピオンズリーグ優勝を果たした5選手の一人であり、我らのクラブ史上で最多獲得タイトルを誇る選手としてレアル・マドリードでのキャリアを終えます。
すべてのレアル・マドリードファンは我々の歴史の中で最も伝説的なカンテラ選手の一人である選手に最大級の誇りを感じています。レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はこう話しています。「子供のころに我々のカンテラへたどり着いた時からナチョは誰に対しても目標達成の模範であり続け、彼はあらゆるレアル・マドリードファンから愛され、認められ、賞賛されています。レアル・マドリードは今も、そしてこれからも彼の家です」。
レアル・マドリードは人生の新たな時代へ向かう彼とそのご家族に大いなる幸運が伴うことをお祈りしています。