我々の誰もがバレンシア:サンティアゴ・ベルナベウでの感情を揺さぶる支援行事
選手たちが集中豪雨による被害者を支援するメッセージ付きのユニホームを着てピッチへ入場、ファンは巨大なバレンシア自治州政府の旗をスタンドに掲げた
レアル・マドリード対ACミランの試合開始前にサンティアゴ・ベルナベウがバレンシア自治州を中心としたスペインの複数地区で集中豪雨により被災した人たちへの支援の意思を示す行事を行った。両チームの選手たちはスペイン語とイタリア語で「我々の誰もがバレンシア」とのメッセージが入ったユンホームを着用、腕には黒の喪章を付けてピッチへ入場した。
ファンは被災者への支援を示し1分間の黙祷を捧げた捧げた。西側バックスタンドでは巨大なバレンシア自治州旗が掲げられ、南側トリビューナでは「我々の誰もがバレンシア」というスローガンの入った横断幕が張り出された。さらに360度電光掲示板では「我々の誰もがバレンシア。ご冥福をお祈りします」とのメッセージを読み取ることができた。