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モドリッチ:「僕はこれからもマドリディスタであり続ける」

「忘れられない、栄光に包まれ、勝利の時代が終わった。僕は人生を通じて感謝するだろう」と、我らのクラブの伝説となった選手はレアル・マドリード選手として忘れられない時代を締めくくったあと話した

モドリッチ:「僕はこれからもマドリディスタであり続ける」
ニュース写真:Pedro Castillo

ルカ・モドリッチが我らのクラブの選手として忘れられない時代を締めくくった。レアル・マドリード史上で計28タイトルと最も成功を収めた選手は、13シーズン我らのエンブレムをつけて戦ったあとそのファンへ感動的な別れを告げた。マドリードのレジェンドはレアル・マドリードTVで話した。「言葉にするのは難しいけど、複雑な感情。忘れられない、成功に包まれ、栄光に包まれ、勝利の時代が終わった。自分が過ごしたものが僕により多くの喜びを与える。ここで僕が勝ち取ったすべてを思い出すのは、たとえ終わったことだとはいえとても喜ばしいこと。レアル・マドリードで僕は選手として、また人間として成長した。レアル・マドリードはサッカー的に僕にあらゆるものを与えてくれ、だからこそ人生を通して感謝し続けるだろう。僕は今後もマドリディスタであり続ける」。

「長い旅だったけど忘れられない。僕は選手として、人間として大きく成長した。マドリードとスペインは僕の2番目の家だから自分の家以外に別の家がある。とても嬉しいし、時間の経過とともに自分が勝ち取ったものを意識するのは間違いない。なぜならあらゆる感情やここで勝ち取ったもののすべてを整理するのに時間を必要とするから」。

伝説的な数字
「自分の数字を聞くことは僕を喜ばせ、ここで勝ち取ったものを誇りに思う。サッカー史で最高のクラブで最もタイトルを勝ち取った選手になるというのは印象深い。でもそれだけじゃない。他のものもあって、それはファンからの愛情。誰も僕から奪うことができないものだからずっと僕の中にしまっておく。ファンを騙すことはできないし、レアル・マドリードでプレーするだけで皆が自分を好きになってはくれないけど、僕に送ってくれた愛情というのは感動的なもの。それは想像もしないことだった」。

フロレンティーノ・ペレス会長
「会長は僕にとってすごく重要な存在で、まず僕をここに連れて来てくれた。その瞬間からずっと特別な愛情を示してくれ、すごく良い形で僕を扱ってくれた。いま言えるのは彼は他とは違う形で僕を扱い、僕に対しすごく特別な愛情を持っていた。それに僕の最後の試合でそれを示してくれたと思う。だって会長が泣いているのを見たことが無かったから。映像を見たときこの人物が本当に僕を好きでいてくれたことに気づかされる。彼が僕や僕の家族にしてくれたすべてのことを僕は永久的に感謝し続ける」。

マドリディスタとしての経歴での1番の瞬間
「僕が過ごした美しい時間というのはたくさんあってどれか一つの瞬間を選ぶというのは難しいけど、いつも取り上げ、思い出したいのはラ・デシマ。なぜってそこですべてが始まったと言えるから。最近12、13年の支配が始まったというのは信じられないほど凄いことで、10年で6回チャンピオンズリーグを勝ち取った。いつもラ・デシマのことを言っているのは印象的で、その勝ち方というのは完璧にレアル・マドリードを定義するもの。それは決して諦めず、最後まで信じるということ。僕らはそれをやり、その試合で証明した。同時にシベーレス広場での祝勝会も思い出すだろう。10回目というのは特別だからマドリディスタにとってすごく素敵で忘れられない。僕にとっても特別な数字。その祝勝会のことを思い出すたびに僕は笑顔になる」。

どのように記憶されたい?
「どう自分を記憶されたいなんて考えたことがない。みんながしたいようにしてくれたら良い。僕にとってはまず良い人物だということ。そして選手としてはいつも全力を尽くして来て、対戦相手や仲間、ファンと全員を尊敬し、選手としていつでもレアル・マドリードのために全力を尽くして来た」。