クロース:「このエキサイティングな10年を決して忘れない」
レアル・マドリードでの入団発表があった2014年7月17日、私の人生が変わりました。選手としての私の人生はもちろん何より人間としてのそれです。世界で最も偉大なクラブでの新しい人生の始まりでした。10年後の今日、シーズンの終わりにこの人生の終わりがやって来ました。
このエキサイティングで成功に溢れた10年を私は決して忘れません。特にフロレンティーノ・ペレス会長、クラブ、私に対して心を開いて迎えてくれ、信頼してくれた全ての人たちに感謝の気持ちを伝えたいです。そして愛するマドリディスタ、みんなの初日から最後の日までのサポートに感謝したいです。
同時にこの決断は選手としての私のキャリアが欧州選手権の後に終わることを意味しています。これまでずっと言ってきたように、レアル・マドリードは今、そしてこの先も私の最後のクラブです。
いま私はこの決断にふさわしい瞬間を自分の頭と心の中で見つけられたことをうれしく、誇りに思います。私の希望は自分の一番のレベルでキャリアを終えることでした。この瞬間から私の意識はただ一つの主要なものであり、そこから私を引き離すものは何もありません。それは15回目の優勝!!!アラ・マドリード、それだけ!