アンチェロッティ:「チャンピオンズリーグ決勝は1年で最も重要な試合であり、最も美しい試合だ」
「このチームの最高の資質は競争力、真剣さ、そしてどんな障害も乗り越えられる能力だ」とUEFAのメディアのインタビューで答えた
レアル・マドリードがチャンピオンズリーグ決勝を戦うまで1週間余りとなる中、カルロ・アンチェロッティ監督がUEFAのメディアのインタビューに答え、ウェンブリーでボルシア・ドルトムントと対戦する重要な一戦を次のように分析した。「私はこの瞬間を生かしたいし、今はとてもいいタイミングだ。心配事はそのうち生じるだろうけど、目標はそれをできるだけ先送りにすることだ。ビッグマッチ、1年で最も重要な試合、最も美しい試合のあるこの瞬間を楽しまなければいけない」
「再び決勝に進出できてとても嬉しいよ。ボルシア・ドルトムントもレアル・マドリードと同じように決勝進出に値している。彼らは優れた個性のあるコンパクトで堅固なチームだ」
チームの長所
「チームが今季見せた最高の資質は全員の姿勢、集中力、チームワークだ。序盤に困難があったにもかかわらず絶好調だった。それが今季の違いだと思う。このチームの最高の資質は競争力、真剣さ、そしてどんな障害も乗り越えられる能力だと言える」
決して諦めないこと
「このユニフォームを着た時の選手の気持ちを説明するのは難しい。それはこのクラブの歴史と伝統だ。このチームの選手たちはレアル・マドリードにいる時に特別なものを感じているし、それが誰も予想しないエネルギーを引き出すんだ」
ベンチに長くいる秘訣
「まず最初に言っておきたいのは情熱と執着心の2つだ。執着心は病気のようなものだと思うが、幸い私は執着していない。情熱が勝っており、それが私を前進させてくれるものだ」
監督としての哲学
「私は選手たちがボールを持った時の創造性を強く信じている。あらかじめ決められたシステムに執着するのではなく、個々の自主性に任せたい。もちろんボールを持っていない時の仕事、犠牲心、集中力は必要だし、戦術的なレベルではそれをより重要視しているが、創造性が基本であり、特に我々のような素晴らしい才能を備えた選手たちにとってはそれが不可欠だ」