アンチェロッティ、レアル・マドリードで300試合とリーガ無敗記録を達成
リーガ史上最多無敗記録(39試合)を成し遂げた監督となった
カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・ベルナベウで行われるアラベス戦で、レアル・マドリードの監督として300試合を達成する。イタリア人指揮官はこれまでリーガ196試合、チャンピオンズリーグ64試合、国王杯24試合、スペイン・スーパーカップ8試合、クラブワールドカップ4試合、UEFAスーパーカップ3試合を指揮してきた。
アンチェロッティ監督は記者会見でその質問を受けた際、「私は偉大なクラブで指揮を執る幸運に恵まれてきたし、世界最高のクラブで監督として300試合務めることになる。それは間違いない。今までも、そしてこれからもこのベンチにいられることは特別だし、300試合指揮を執るというのは奇跡ではないが、ほぼそれに近いものだ」と答えた。
伝説の数字
レアル・マドリードの監督で過去、300試合を達成したのは一人しかいない。それは我がチームを605試合率いたミゲル・ムニョス。2人に次いで試合数が多いのはジダン(263試合)とデルボスケ(248試合)である。
クラブ史上最も成功している監督
イタリア人指揮官はミゲル・ムニョスと並び、レアル・マドリードで最も成功している監督で、両者は14タイトルを獲得した。アンチェロッティはチャンピオンズリーグ3回、クラブワールドカップ2回、UEFAスーパーカップ3回、リーガ2回、国王杯2回、スペイン・スーパーカップ2回に優勝している。さらにチャンピオンズリーグを5回制した史上唯一の監督として、世界のサッカー界の伝説に名を刻んでいる。