レアル・マドリード、銀色、金色、黄金に輝く記章を贈呈
フロレンティーノ・ペレス会長が25年、50年、60年と途切れることなくクラブに忠誠を誓い続けたソシオ表彰するセレモニーを主宰した
レアル・マドリードはシウダー・レアル・マドリードのバスケットボール・パビリオンで、2024年の記章授与式を開催した。クラブは60年の黄金に輝く記章220個、50年の金色の記章584個、25年の銀色の記章350個の合計1,154個の記章を授与した。フロレンティーノ・ペレス会長とホセ・マルティネス・ピッリ名誉会長が黄金に輝く記章を贈呈した。それを受け取った中にはレアル・マドリードのソシオ(会員)として60年間が経過したジェロニモ・ファレ理事もいた。
クラブのレジェンドであるソラーリ、ロベルト・カルロス、フェルナンド・サンス、マルティン・バスケス、ガジェゴ、ブーヨ、フェリペ・レジェス、コルバランが金色の記章と銀色の記章を贈呈する役目を務めた。レアル・マドリードのフットボールディレクターを務めるサンティアゴ・ソラーリはこのセレモニーを次のように説明した。「あなた方は25年、50年、そして60年もの間、私たちの愛するレアル・マドリードを独自の情熱で生きてきました。それを共に分かち合ってくれたことに大変感謝しています。1963年、アルフレッド・ディ・ステファノ率いるチームはリーガ第3節で首位に立ち、最終節までその座を守り抜きました。レアル・マドリードは60年前からリーガで最も多くのタイトルを獲得しているチームであり続けています。そのシーズンはまた、私たちが愛する偉大なレジェンドの一人であるアマンシオがデビューを果たした特別なシーズンでもありました。そしてレアル・マドリードが初めてヨーロッパチャンピオンズカップ(ユーローグ前身)を手にし、欧州のバスケットボール界で最も偉大な伝説の道が始まりました」
「1973年、私たちはレアル・マドリードの偉大な伝説の軌跡の中にいました。バスケットボールではドブレテを達成し、私たちのチームは今日まで誰にも破られたことのない記録、リーガ10連覇を成し遂げました。1973年はその歴史的偉業の中で6回目の優勝にあたります。さらにバスケットボール界の最も偉大なレジェンドの一人がレアル・マドリードのユニフォームを最後に着た年になりました。エミリアーノ・ロドリゲスにとって最後のシーズンとなったのである」
「私たちは待ちに待った1998年を迎えました。アムステルダム、ミヤトビッチ、セプティマ(7回目の欧州制覇)。あの瞬間を思い出すといつも興奮します。また私たちは別の偉業も一緒に祝うことができました。東京で開催されたインターコンチネンタルカップでレアル・マドリードは、再び世界王者に輝きました。ラウールの歴史に残るゴールを私たちは一生忘れることはないでしょう」