レアル・マドリード・ファンデーションがコラソン・クラシック・マッチ2024‘より強い連携のゲーム’の開催を発表

レアル・マドリード・フェンデーションがサンティアゴ・ベルナベウのロイヤルボックスでレアル・マドリード・レジェンド対FCポルト・ビンテージが3月23日（スペイン時間正午、日本時間同日20時）に対戦する第11回コラソン・クラシック・マッチ‘より強い連携のゲームの開催を発表した。収益は難病指定されているALS（筋萎縮性側索硬化症）の研究やファンデーションのプロジェクト推進に充てられる。同行事にはレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長、ポルトのビトール・バイーア副会長、レアル・マドリード名誉会長のホセ・マルティネス・ピリのほか両チームのレジェンド、エミリオ・ブトラゲーニョ、イケル・カシージャス、アルバロ・アルベロア、ロベルト・カルロス、ブルーノ・アルヴェス、ジョゼ・ボシングワが参加した。映像で両チームの歴史を振り返るビデオ上映のあとフロレンティーノ・ペレス会長が挨拶した。「4年前、それまで毎年行われていたチャリティー試合、コラソン・クラシック・マッチを発表しました。残念ながらその試合はその後のあらゆるものを変えてしまったパンデミックによって中止せざるを得なくなりました」。

ポルトへの感謝
「本日我々は最も我々のことを必要としている人たちのため感情の高まりと責任感を取り戻しました。欧州サッカー界で最も偉大なクラブの一つであるポルトの皆さんに対し我々に協力し、皆で団結して取り組む戦いに加わっていただくことに感謝の意思を示したいと思います。あなた方は改めてあなた方の責任感やクラブの偉大さ、ポルトガルや欧州サッカー界の名誉を示しました」。

「来る3月23日、改修工事が最終段階に入っているこのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムが新たな欧州サッカー界の偉大なる対戦の場になります。レアル・マドリード対ポルトというカードは常に世界のこのスポーツのファンにとって偉大なるお祭りです」。

社会貢献
「今回我々全員の力を結集するだけの意味があっての開催となります。それはALS（筋萎縮性側索硬化症）という病気と戦って行くためです。収益は、この病気と戦うために不可欠な科学的および医学的研究を支援するのに役立ちます。あらゆる人たちにとって大変なこの状況に直面しているご家族はたくさんいます。私は我々の愛情や我々の歴史の中で最も重要なGKの一人ミゲル・アンヘル・ゴンサレスとカスティージャの元選手フランシスコ・ペレス・ドゥランとの連帯感を示したいと思います。お二人は今ALSに苦しんでいます。

「マドリディスタは我々のファンデーションの働きをとても誇りに思っています。私がいつも言っていることですが、レアル・マドリードの魂であり、我々の価値観である犠牲的精神、働きぶり、目標達成、謙虚さ、尊敬の心、社会貢献を象徴しています。3月23日正午、このサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムは再び希望と命の新しいゲームの舞台になります」。

ビトール・バイーア：「これほど大事なイベントに参加できるのは名誉」
「我々のクラブにとって、計り知れない偉大な組織で、文化的・スポーツ的に巨大な二つの組織によるこのような試合に参加するのは誇り。我々の社会にとって模範。我々が勝ち取った正真正銘のトロフィーはこういった性質のイベント。そこでは本当の人間性のスケールが示される。この偉大なクラブ、とても重要なイベントNI参加できるのは我々の身に余る名誉」。

展示
サンティアゴ・ベルナベウのロイヤルボックスでのイベントの発表会ではレアル・マドリード歴史遺産センターによる過去のコラソン・クラシック・マッチ
のユニホームや記念品が展示された。